世界の飛び出す絵本展
2007年6月20日(水) − 8月19日(日)
10:00 - 20:00
一般:300(200)円
- ()は前売料金/チケットぴあ
- 再入場可
- 中学生以下無料
- アルティアムカード会員無料

ヴィクトリアン・ドールハウス
飛び出す絵本の「仕掛け」の世界に出かけよう!
◆ブックデザインの先駆け
子供の本は、ブックデザインの先駆けとして、本の在り方や可能性を探ってきました。特に飛び出す絵本は、造形や技術のすばらしさはもとより、年齢、性別に関係なく人を魅了する力を持っています。その魅力は本に組み込まれた仕掛け。まるで魔法のように、読み手を本の世界にひきこみます。
◆からくりが生まれる仕組み
飛び出す絵本は、仕掛けをもとに作られたからくり作品です。極めて早い時期に作られたインタラクティブアートと言えます。その仕掛けは「折り」「貼り」を中心とした無限の組み合わせでできているため、工夫によって様々な仕掛けを生み出すことができます。仕掛け絵本を作るには、想像力が何よりも大切な道具になるのです。
◆飛び出す絵本に触れてみよう!
三菱地所アルティアムでは、飛び出す絵本による「仕掛け」の世界を紹介します。この展覧会では、現代の絵本の親と言われるドイツのメッケンドルファー(1847-1925)や二スター(1842-1909)による貴重な作品から、現在活躍中の飛び出す絵本の魔術師ロバート・サブタまで、絵本コレクター・西田明夫氏と大町恵美氏がこだわりをもって世界中から集めてきた仕掛け絵本、約200点を中心に展示し、作品の背景や仕組みの謎、デザインや作り方をとおして仕掛の世界の魅力をひもときます。懐かしい味わいやひとときの空想、からくりの仕掛けを、どうぞごゆっくりお楽しみください。
◆会場では…
実際に絵本を手にとって自分のペースで楽しめるライブラリーのほか、仕掛けの飛び出す瞬間や、飛び出す絵本ができるまでを映像や写真で紹介。読み手とは異なる視点からも絵本の世界を探検できます。また、ギャラリーショップでは海外の飛び出す絵本の販売も予定しています。