状況の配列

会期/開館時間

2014年2月26日 − 3月15日
10:00 - 20:00
※初日2/26は18:30オープン・入場無料

会期中休館日なし

入場料

一般:400300円  学生:300200

  • ()は前売料金/チケットぴあ
  • 再入場可
  • 高校生以下、障がい者等とその介護者1名は無料
  • アルティアムカード会員・イムズカード三菱地所グループCARD会員無料

展覧会用ドローイングコラージュ
©Haruka Kojin, designed by couleur

観る者の創造性を刺激する“状況”へ

荒神明香(こうじんはるか)、wah document(わうどきゅめんと)らによって組織された現代芸術活動チーム 目【め】の新作インスタレーションを発表します。チームのクリエイティビティの源泉を担う荒神は日々の営みや体験の中で遭遇した驚きや不安をインスタレーション作品として発表してきました。アイデアの種となるのは、たった2本の足で地球に立っているという心許なさ、目に映る光景が不可解な物体となって迫る感覚など、誰もが共感し得る一方で伝達困難なもの。それらを他者にも伝えるべく、空間にその現象を再構成してきました。

荒神の発想を共に膨らませ、制作を担うのは南川憲ニ(みなみがわけんじ)と増井宏文(ますいひろふみ)によるアート活動wah document。アート作品のアイデアを一般募集して即興的に形作る参加型プロジェクトを各地で展開してきました。家の中がアスレチックになる、川の上でゴルフをする、校庭のど真ん中で風呂に入る…。人々の潜在的願望に形を与え、その過程を共有することで「芸術的な体験と遭遇する瞬間」を参加者に届けてきました。

荒神が伝えようとする”現象”も、wahの目指す”瞬間”を生むことも、作品と鑑賞者のあり方が強く結びついた創作活動です。そして、本展で彼らは更なる作品と鑑賞者との結びつきを要求しようとしています。鑑賞者の感覚や記憶の中に作品の真相を成立させようとするのが、本展でギャラリーの中に設置された“状況”です。鑑賞者の創造性が本展の状況と掛け合わさったとき、「観る者の知る世界が揺るがされる」と彼らは言います。一体どんな状況が待ち受けるのでしょうか。

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目《おじさんの顔が空に浮かぶ日》2013~継続中
栃木県宇都宮市 主催:宇都宮美術館

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wah document《wah27 グラウンドにお風呂》 2008
北海道音更町東士狩小学校

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wah document《wah35 川の上でゴルフをする》 2009
東京・隅田川 主催:アサヒビール芸術文化財団

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wah document《wah35 川の上でゴルフをする》 2009
東京・隅田川 主催:アサヒビール芸術文化財団

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wah document《wah35 川の上でゴルフをする》 2009
東京・隅田川 主催:アサヒビール芸術文化財団

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荒神明香《toi,toi,toi》2012 森アーツセンターギャラリー
© Haruka Kojin, Courtesy of SCAI THE BATHHOUSE

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荒神明香 《reflectwo》部分 2008 サンパウロ近代美術館
© Haruka Kojin, Courtesy of SCAI THE BATHHOUSE

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アーティスト・ステイトメント

我々のこの世界は、ごく微小の粒で構成されている。目の前のテーブルも、この身体も、それらをとりまく大気も全て、無数の微細な粒の配列である。そしてその粒の組み合わせを一つ組み替えるだけで、圧倒的な現実の変化を起こし得る。例えば、水に熱を加えると蒸発する。ただそれだけのことで、気象という莫大な大気の変化が引き起こされる。我々は、そういった可能性やその必然と常に隣り合わせに生活をしている。
椅子は座ることができるそれを覚えているだけで、我々は目の前にある一度も座ったことのない椅子らしき形状のものに座ろうとする。荒神明香が5歳の頃、地面に寝転がっていたとき、空に落ちてしまいそうな感覚に陥ったことがある。地面から体を離せず、他の友達たちがきちんと地面にくっついているかをしきりに確認していた。たった2本の足の、しかも靴の裏側だけを地面にへばりつかせているだけでは、この地点に身体を留め続けさせることは困難だと感じた。地表から外の、地中よりも遥かに圧倒的で広大な世界へ放出されないためには、昨日までは立っていた、あるいは重力がある、そういった何とも頼りのない根拠だけでは、確信ができなくなった。
我々は広大な宇宙空間の中で自転し、太陽の周りを公転している。それは現実に我々が今いるこの地点が、ほんの一瞬前まで宇宙空間の中にあったということを示している。我々は、一度もこの地点に留まったことがない。

目【め】

作家ポートレート

アーティスト荒神明香、wah documentらによって組織された現代芸術活動チーム。2012 年より活動を開始。街ごと異化させる長期継続作品を発表・構築中。鑑賞者のを道連れに、未だみぬ宇宙の果てへ、直感的に意識を運ぶ作品を構想する。

2012年 サイトスペシフィックナイトサファリ/東京 すみだ川
2013年 迷路のまち~変幻自在の路地空間~ /瀬戸内国際芸術祭 2013
2013年 FICTIONAL SCAPER / 象の鼻テラス 横浜
2013年 宇都宮美術館 館外プロジェクトおじさんの顔が空に浮かぶ日/宇都宮

お問い合わせ

三菱地所アルティアムイムズ8F
〒810-0001 福岡市中央区天神1-7-11 イムズ8Fアクセスはこちら
TEL. 092-733-205010:00 - 20:00 / E-Mail

主催等

主催:三菱地所、三菱地所アルティアム、西日本新聞社
後援:福岡市、福岡市教育委員会、公財福岡市文化芸術振興財団
企画協力:SCAI THE BATHHOUSE

まもなく開催

2019/11/16 − 12/15  |  10:00-20:00  

氷室友里のテキスタイル展

TEXTILE PLAY GROUND

予告

2019/12/21 − 2020/1/26  |  10:00-20:00   |  休館日 12/31、1/1

音と旅する鉱物展

九州大学総合研究博物館コレクション