安野光雅のふしぎな絵本展

遊び×芸術×科学 トークイベントレポート2後編

九州大学芸術工学研究院連携企画

「現代においては、過去を考えることが、未来を考えることよりも、より自由な気がする」と題した、アーティストの八木良太さん、城一裕さんによるトークイベントのレポート後編です。大学で教えるという立場にいらっしゃるお二人が、学生さんたちとおこなっているプロジェクトに関するお話などが続いていきます。第1回前編後編、第2回前編とあわせて是非お読みください。(※本文は、本イベントのトークを一部抜粋・編集したものです。)

 (八木さん)今の学生は、コンピュータの中の世界に生きてるなと思うときがあります。それで、大学の授業では、19世紀の発明品を学生に再現してもらうプロジェクトをやっています。19世紀の発明品って身の回りにあるもので作れる、単純なものが多くて。学生たちはいわゆる古いテクノロジーに触れたことがない子がいっぱいいるんですけど、そういう子たちと万華鏡やメトロノームを作ったり、写真の古典技法をやったりしています。魚焼きの網をくっつけたトースターを作ってる女の子がいたり。

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(城さん)どういう風に八木さんは関わっているんですか?

 (八木さん)緒にやってみる。トースターを分解したものを100Vの電源に突っ込んでバチンってなって煙出すとか。失敗も共有するような感じです。あとは発明の背景を調べてきなさい、とか、画像を検索して提出しなさいということを挟みながら、授業を進めています。
この授業のプロジェクトもそうですが、新しいものを作ることよりも、昔のことを見つめる作業自体が重要になっています。同時に、クワクボリョウタさんや城さん、みなさんが興味のある眼差しの向かう先が同じような気がしています。

 (城さん)このトークがはじまる前に、まさにその話をしてましたよね。お互いの興味の方向性が似ているのはなんでだろうって。次回のゲスト・アーティストのクワクボさんは、初期はガジェットやデバイスアートと呼ばれるような電気で動くピカピカするような作品を作っていました。が、今ではまったく別の作品を制作している。僕も元々はMAXというソフトを使ったプログラミングとか、色々コンピュータを使ったり、デバイスを作ったりしていたんです。
2000年代前半くらいまでは、それまでできなかったことができるようになった面白さがあった。でも今はコンピュータを使えば、いろんなことができちゃうのがもう自明で。あまりにも自由度が高すぎて、かつ、人とお金をかければかけるほど良くなっていくのがわかる。そこに一人で立ち向かうのは厳しい。それよりは一人でできることを興味の赴くままに進んでいって、ちょっと頓知を利かせて。それによって違うものを生んでいこうとする方向性が、個人ベースでやっている人たちには共通してあるのかな、と。

 (八木さん)僕は技術がそんなにないのでテクノロジー=なんでもできちゃうというほどではないですね。でも、身体感覚を取り戻すような感覚が、昔のテクノロジーにはあるかな。たとえば、活字は大量にある中から文選して、組んでいく。それで辞書を作るなんて、途方もない作業ですよね。今では考えられないような労力。そこに、不思議な感じがあって。

 (城さん)コンピュータってなんでもできちゃうと言える一方で、何してるかわかんないブラックボックスになっている部分があって。コンピュータを使った展示で時々ある感想が「なんだかよくわかんないですけど、すごいですね」って。それまったく褒め言葉じゃないんですよね。わかんないのすごいって言うなよっていう。

 (八木さん)すごく無責任な感じですよね。

 (城さん)そう。そう言われてしまうことへの悔しさがあって、「車輪の再発明」があるんです。レコードだと溝も見えるし、音が出る原理も知られている。おじいちゃんが見ても「わかんない」とは言わせないというのがあって。

 (八木さん)種も仕掛けもありませんっていうのを見せるほうが、不思議さがより強く伝わりますよね。わからないものを隠しておくのって、不思議さが意外と浅い。レコードの、あの溝の形から音が出るって不思議さは、掘り下げても掘り下げても全然魅力が損なわれない。面白さっていうのがずっと持続する感じがあるんです。

 (城さん)とはいえ、学生とやっていて危惧していることもあって。こちらとしては、コンピュータがなんでも出来てしまうブラックボックスという前提のもとに、そうではないやり方の話をしている。でも、学生たちは、ともすると、プログラミングをやらない、つまりコンピュータのことを理解しないままに、いきなり紙のレコードを作ることになる。それはそれでおもしろいことなんだけど、なんか、それでいいとは言えないよなあって。

 (八木さん)コンピュータのこともしっかり知って欲しいってことですよね。平等にメディアを眺めることができる位置にいたい。新しいものを否定するわけじゃなくて、そっちも好きだけど、こっちも好き、みたいな。

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(城さん)ありえたかもしれない未来をつくる。そのベースには、多様性が高い方がよいというのを信じているところがあります。

 (八木さん)僕も同じですね。やっぱりいろんなものがあった方がいい。

 (城さん)予想していないものがある方がいい。さきほどjohnsmithくんの磁石を耳につけて、コイルを近づけて音が出る装置。これ、話だけを聞いたとき、いやいや、柔らかい耳に磁石をつけても鳴らないよ、無理だよって僕は言ったんです。でも、さんざんバカにしたあとに、実際にやってみたら、かなりよく聞こえた。

 (八木さん)予想を裏切られる結果に快感を覚えてやっているところってありますよね。僕の氷のレコードも、その当時一緒に住んでいたミュージシャンには「そんなん鳴るわけないよ」って言われてた。だから聞こえたときにびっくりしていて、僕自身もびっくりしてすごく印象的だった。
いい職人や専門家って、好奇心が強いから、僕の作品なんかも面白がってもらいやすいですよね。だから、技術者の人に作品を見せると盛り上がったりする。
VHSの技術者の人に話を聞く機会があって、さっきのカセットテープの球体の作品をビデオテープでやりたいって話をしたら、面白がってくれて。でも、結局は「それで再生するのは無理」って向こうから言われちゃったんです。「ビデオテープは回転の角度がすごく厳密に決まっていて、適当に合わせるだけでは映像は出ません」って。
がっかりして帰って、その1-2年後にクワクボさんに相談したんです。そうしたらクワクボさんは「できるよ」って。赤、青、緑のコンポーネント端子のうちの緑のやつをだましたらできるよって。で、やってみたらできたんです。ノイズパターン見たいなのが出た。技術者の常識の中での再生っていうのは元のテープに入っている画像が出ることだったんだけど、クワクボさんは僕の考える再生というものを、理解してその場でぱっと答えを出してくれた。異分野の人と話をするっていうのは、すごく楽しいというか。たとえ否定されたとしても面白いし、否定されてもアーティストとして受け入れてもらえた気がする。創造的な誤解や誤読が起きやすいんですね。

 (城さん)異分野に行って、プラスαというか、その分野の人たちに取ってもびっくりするようなことをもたらすのが、大事かもしれませんね。

(八木さん)向こうの人からしたら、これでも再生って言うんだっていうのが目からウロコってなってほしいです。

 (アルティアム・笠井)「車輪の再発明」プロジェクトや、八木さんが学生さんとされた、19世紀の発明をもう一度作るっていうものは、いじわるな見方をすると「これはアートなの?なんなの?」という話になると思うんです。学生さんや周りの人たちはどういう反応をしていますか?

 (城さん)それはすごく意識しています。車輪の再発明では先程のレコードのような作り方自体は作品ではなく、技法って言い方をしていたんです。その技法はwebで公開したり、各々ワークショップで共有したりしていて。その上で、それらの技法を使って何を作るか考えてできたものは「作品」と呼んでいました。このヘッドフォンみたいなやつで言うと、スピーカーを磁石とコイルに分解するところまでが技法、分解したものを使ってつくったこの装置は作品としています。こういうように作品を作る、っていうことを二段構えの構造で捉えられないかなと思っています。というのも、特にメディアアートでは、作り方と作られたものがごっちゃになっていて。作り方がすごいだけなのに「作られたもの」の方がすごいってなっていたり。その逆もあったり。このことを切り分けて議論してみたいと言うのが一つの動機です。うまくいっているかは、わかんないんですけど。

(八木さん)でも成果が出てるんじゃないですか?学生がどう思ってるのかはさっぱりわかんないです。表現するというところが、すなわち、アート作品、みたいに考えていたりする人がいるんですけど、僕としてはそこは大きな罠で。表現しようとするとあまり良いものができない気がしていて。せいぜい、あるものの中から選ぶというくらいが良い気がしていて。さっきの発明品のリストから選ばせたのもそういうことに近いです。
さっきの「メタ考古学」のときの御影石を切ってくれた石屋さんが関ヶ原にあるんです。京都から2時間くらいかかるんで、その往復するくらいだったらと、電話で「お任せするので良い感じで切ってください」っ言ったんです。「いや、そんな勝手なことをできません」って(笑)。でも、なんとか切ってもらったら、よかったんですよ。僕が意図的に形を選ぶと、たぶんあんまりよくなかったと思うんです。やっぱり学生には作る自由さみたいなものはあまり与えない方が良いのかなと思っていて。再現するとか、トレーニングみたいなものの方が、可能性あるような気がするんですよ。「好きに作って良いよ」っていうと、だいたいあんまり面白くなくて。

 (城さん)それはそうかもしれないですね。デザインの世界ではよく言われることですが、制約がある方がものは作りやすい。それと近いものがあるかなと。
でも、さっき笠井さんが言ったみたいな、それが作品になるのかならないのか問題っていうのは、つきまとう。

 (八木さん)あんまりそれで定義しにくいところではありますね。アーティストか技術者か研究者かって話とも重なりますけど、ジャンルを分けるのってその人の態度じゃないですか。作品って言ってもたいしたことないのに作品っていうときもあるし、すごいものが作品かっていうとそうじゃないと思うんです。そこの線引きは話していてもうまく問題が解決しない感じはしますね。

 (城さん)アーティストか技術者か研究者か、というのが態度の問題というのはわかる気はします。ただ、自戒を込めてでもあるんですけど、僕も作品を展覧会に出すこともあれば、ライブパフォーマンスをすることもあるし、論文を書くこともあって。全然違うことをするわけではなくて、ごく単純に言うと、全部紙のレポートでそういうことをすることもできる。ジャンル分けっていう考えとはちょっと違うように捉えた方がいいんじゃないのかな。

(八木さん)城さんは特にアウトプットのチャンネルが多いですよね。作品でも、論文でも。中心に揺るがないものはもちろんあって、それを人に伝える、表現するために、いろんな手段を持っている。それってやっぱり豊かなことかなと思います。

 (城さん)同時に気をつけないといけないと思っていることもあって、研究の方で作家のふりをしたり、作品の方で研究なんでって言っちゃうと、イソップ物語のコウモリみたいになっちゃって、どこから見てもどっちつかずという残念な方向に行く危険性がすごくあるんです。

 (会場より質問)芸術や美術作品における評価はどのように考えていますか?

 (八木さん)すごい質問ですね。絶対的な評価っていうのは僕はうまく答えられないです。僕の中では「悔しいかどうか」ですね。「うわっこんなことやられた、ちきしょー」っていうのがあると、芸術的価値の高い作品だと思っています。

 (城さん)自分の側からする評価としては、少しアカデミックなやり方になりますが、過去の関連しているものとの対比で位置づけていくという方法があると思っています。いわゆる数値の評価の代わりに、前にあったものはこういうもので、それに対してここで作ったものはこうなっている、と。それは、作品の良さについて数人の被験者を対象に評価実験をするよりは正しいと僕は思っています。

 (八木さん)それは新規性ということですか?

 (城さん)新規性というか、オリジナリティかな?

 (八木さん)そこはちょっと悩んでるとこなんですよね。オリジナリティがあるって言っていいのか。昔先生に言われたことなんですけど、お前の考えているようなことは既に世の中にあると思って制作をしないと、作品なんてつくれない、と。実際、氷のレコードもスウェーデンかどこかのバンドが作ったりしてるし。だから、すごく足元グラグラします。その辺のこと考えると。

 (城さん)違う言い方をすると、それ自体のオリジリティを求めるというよりも、作品の位置づけの仕方に求めていくというか。

 (八木さん)ある人は音楽の文脈に位置付けるかもしれないけど、僕は美術の文脈でいくというか。

 (城さん)自分の言葉(論文)で自分の作品について説明できれば、研究と言えるのではないでしょうか。自分の作品について自分なりの歴史を編んで、破綻のないように見せればいいんじゃないかなと思うんです。じゃあお時間ですね。

 (八木さん)ぴったりですね。

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安野光雅のふしぎな絵本展
2016/7/9 − 8/28

安野光雅のふしぎな絵本展

遊び×芸術×科学 トークイベントレポート2前編

九州大学芸術工学研究院連携企画

「現代においては、過去を考えることが、未来を考えることよりも、より自由な気がする」と題した、アーティストの八木良太さん、城一裕さんによるトークイベントのレポート前編です。シリーズ全体についてはこちらを是非お読みください。(※本文は、本イベントのトークを一部抜粋・編集したものです。)

(アルティアム・笠井)「安野光雅のふしぎな絵本展」とこのトークの関連性なんですけれども、芸術であると同時に、科学へのまなざしというのが非常に特徴的な作家さんで、幅広い学識に裏打ちされた作品を作られています。そのことを出発点に、芸術と科学、遊びなど領域横断的に、今、活躍している方をお招きして、その活動を伺っていくというトークシリーズ企画です。今回お招きした八木良太さんは神奈川県民ホールギャラリーで2014年に開催された個展のタイトルが「サイエンス/フィクション」でした。「ふしぎ」という言葉で切り取ってみても、お二人の創作には、根っこの方で通じるものがあるのかなと思っています。

(城さん)今回は、その「サイエンス/フィクション」の話や、さらに、最近八木さんが東京のギャラリー・無人島プロダクションで開催された個展「メタ考古学」を受けつつ、その解説に書かれていた言葉であり今回の企画名でもある「現代においては、過去を考えることが、未来を考えることよりも、より自由な気がする」について話していきたいと思います。この言葉は、安野さんの初期の作品、僕らが子どもの頃に見ていた絵本をいま、あとがきと共に読み返す、ということに通じるものがあると思っています。
今日は八木さんから作品の紹介をしていただいた後、僕から「車輪の再発明」というプロジェクトのことをお話しします。そして、「phono/graph」という八木さんと他のメンバーと一緒にやっている活動を紹介します。その後は会場の皆さんも交えて、過去と未来を考えていきましょう。

(八木さん)八木良太です。今日は宜しくお願いします。
私は普段、現代美術というフィールドで、主にサウンドやメディアを扱って作品を制作しています。自己紹介がわりに、普段作っている作品のスライドを見せながら紹介していきます。まず、2005年に一番最初に作った作品がこれでした。氷で作ったレコードを制作しました。これはシリコンゴムでレコードの型取りをして、レコードの代わりに水を入れて冷凍庫で凍らせたものを、プレーヤーでかけると、ちゃんと音楽が流れるんですね。

こんな感じで結構クリアに音が流れるんです。これを発見したときにすごくびっくりして。レコードっていうのは、溝をひっかくと音が出るんですね。その音がどこから来るかということがすごく不思議で。その不思議ということをベースにいつも作品を作っている感じです。
次は、カセットテープの球体です。

ノイズみたいな音が鳴っていますが、これは球体に巻いたカセットテープが出している音なんです。プレーヤーって言ってるんですけど、玉を回転させる台を作って、磁気ヘッドというカセットデッキから取り出したヘッドでこすって音を出しています。元々の音を再現するのは極めて難しいです。放っておくと、球の回転する道筋は変わっていくので、始まりも終わりもない。普通はA面、B面があって、直線的に時間が流れていくのに対して、球体にすることでぐちゃぐちゃに混ざる。重なったり、方向も変わったりします。

Animated Clock

Animated Clock

このAnimated Clockは、安野さんのイメージに近いと思っている作品です。フェナキストスコープ、驚き盤とも呼ばれる、アニメーションの原型のようなものです。時計の文字盤を反転させて、スリットから鏡をのぞいてみると、文字盤の数字が回転して、アニメーションに見えるんですね。ただの文字盤に秘められていた動きが可視化されるような作品です。作品の紹介は、こんな感じで。

(城さん)ありがとうございました。次に、僕が今年の春までいたIAMAS(情報科学芸術大学院大学)でおこなっていたプロジェクト「車輪の再発明」を少しご紹介します。

メディア考古学 パーソナルファブリケーション

このプロジェクトは、第3回のゲストでお呼びするクワクボリョウタさんとも一緒にやっていたプロジェクトです。「メディア考古学」と「パーソナル・ファブリケーション」をキーワードとしています。ここが八木さんと共通する、過去を見るというものかなと思っています。
この2冊が各々を代表する書籍なのですが、両方とも読むと色々インスパイアされる本です。まず「メディア考古学」というのは、考古学、すなわち歴史を遡って研究する対象を「メディア」というものに特化させたものです。この10数年、インターネットより具体的にはgoogleのサービスのお陰で、いろんなメディア、例えばビデオや、カセット、プロジェクターなど、の歴史がすごく遡りやすくなってきていて、いろんな知見が明らかになっています。これは、作品を作る側から見ると宝の山のようにも見えます。一方、ファブリケーションとよばれる世界では、3Dプリンタなどの、コンピュータと組み合わせてものを作るツールというのが非常に気軽に扱えるようになった。今までは、工業製品は型を作って、大量に作ってこそコストに見合うものだった。でも、これからはむしろ、小ロットのものをたくさん作る。個々人が必要なものを作っていくという多品種少量生産のほうが理にかなうのではないか。ということが社会的な流れになりつつあります。この作ろうと思えばかなりのモノが作り出せるという状況と、あり得たかもしれないメディアの可能性を示してくれる「メディア考古学」はすごく相性がいいのではないか、と思ったのがプロジェクトの出発点です。
具体的に、学生と一緒にプロジェクトをやってきた中からの成果をいくつか紹介しますね。まずは、ここに実物があるコイルと磁石に分解されてヘッドフォンのような形になっているスピーカー。

学生作品

これはjohnsmithくんという学生の作品なのですが、丸いのがコイルで、この先につながっているステレオのミニジャックをiPhoneなんかにつないで、白い布で覆われた磁石を耳にくっつけてコイルを近づけると音がなるんです。原理としてはコイルに音声信号(電気)が流れることで磁界が変化して磁石が振動する、その振動が耳に伝わることで音として聞こえる、ということで、物理としては当たり前のことが起きているだけなんですけど、体験としては結構意外なんですよね。その他には、クワクボさんを中心に、印刷の技法である網点や写植というものを高輝度のLEDを組み合わせて、別種のプロジェクションの技法を作るということもしています。
これは僕がphono/graphに参加するきっかけにもなったものなんですけど、紙や木、アクリルで作る(予め吹き込まれた音響のない)レコードってのがあります。八木さんの氷のレコードとは、作り方がちょっと違っていて、普通、レコードは音が鳴っている状態を針に伝えて、そこから原盤を作って、その型を取ってという原理でできますが、僕の場合は、音の代わりにAdobeのIllustratorというグラフィックのソフトを使っています。このソフトのジグザグっていう機能を使って、直接波形を絵として描く。描いた絵をペーパーカッターやレーザーカッターという機械に送って、紙や木、アクリルを刻む。そしてレコードプレーヤーにかけると、音がなる。こういう仕組みで作っています。文字通りにはそもそもレコードは「記録」という意味ですよね。でも、このレコードの場合は音が記録されているのではなくて、絵しかないところから音が出るんです。レコードとは言っているけれどレコードではないとも言えるのではないかなあと。で、このようなメディアの別な可能性を実際にものとして作ることって先程お話したような技術的な環境があることですごくやりやすくなってきています。高輝度なLEDだって、せいぜいここ10年くらいのもの。さっきの磁石も1980年代に出てきたネオジムという強力なものです。その意味でレコードも含め、僕らがやっていることは100年前ではできなかっただろうな、と。この、今じゃないと作れない、違う今という、そこに面白さを感じています。

(八木さん)phono/graphっていう活動について補足しておくと、城さん、デザイナーの鈴木大義さん、ニコール・シュミットさん、デザイナー・アーティストユニットのsoftpad、intextの方たちと一緒にやっていて、アーティストの藤本由紀夫さんが発起人です。すごく領域横断的で、アートの人もいれば、デザインの人もいる。城さんみたいに研究者でもある人も。様々な分野の人が入り混じって、みんなでわいわいやって。それこそ、「遊ぶ」感覚に近いです。集まって実験しながらプロジェクトを進めていく。テーマは、音、文字、グラフィックで、その三者の関係性について考えるプロジェクトです。phonographはそもそもエジソンの発明したレコードプレーヤーのことなんです。昨年、レコード自体を作ってしまうという城さんの存在を聞きつけて、じゃあ、この人にはちょっと入ってもらわないとまずいよな、と一番最近入ってもらいました。
先ほどの「車輪の再発明」もそうなんですけどphono/graphも古いものを見つめるという姿勢を大事にしています。最新のテクノロジーももちろん好きなんだけど、「平たく見る」というか。
メディアアートって随分誤解されているような時期があって、今でも誤解され続けているかもしれない。プロジェクターを使って、最新のテクノロジーでインタラクティブなものがメディアアートとイメージされてしまっている。そもそもメディアアートって、言葉自体を考えたときに、メディアそのものについて向き合わないといけないと思うんです。でも、ついついそれを忘れて、テクノロジーにばっかり固執しちゃう。そうはなりたくないと思っています。僕はメディアって、何かを乗せて運ぶ装置のようなものだと捉えています。石に何かメッセージが書いてあれば、石はメディアだと思うし、馬だったり、船だったり、Emailもテレビも手紙も。そういうものを平たく見ることができないと気持ち悪い。phono/graphの活動はそのあたりがうまくバランスがとれていて、エキサイティングなプロジェクトです。
さっき「メディア考古学」というキーワードを城さんが話されていましたが、僕がつい最近開催していた個展のタイトルは「メタ考古学」でした。そこで展示していた作品は、ランダムドットステレオグラムという昔の裸眼立体視のテクノロジーを応用しています。特別なメガネをかけなくても平面が立体に見えるという方法ですね。一昨年に世界遺産を巡って作品を作るという不思議な展覧会に誘われまして、イタリアのValcamonicaという谷にある遺跡に行ったんです。そこには1万年から3000年くらい前の人たちが掘った絵柄がいっぱい残ってるんです。その図像をモチーフに、石にランダムドットステレオグラムのパターンとして貼り付けました。立体視するとさっきの図像が浮かび上がって出てくるという作品です。ランダムドットステレオグラムのパターンが石の模様みたいなんですね。アクリルでカバーしてみると、御影石のピカピカに磨いたような質感になるんです。それを立体視すると、崖に掘られた仏様の絵だったり、アルファベットの元になったものだったりが浮かび上がる。あとは「発掘」ということで、砂を掘って行って音を掘り当てる作品も作りました。どれも考古学的な手法を参照しながら作品を作っていきました。

(城さん)冒頭でも少し触れましたが、その個展「メタ考古学」に寄せられた言葉で、今回のトークのタイトルにもなっている「現代においては、過去を考えることが、未来を考えることよりも、より自由な気がする」、これについてもう少しお話を聞かせてください。

(八木さん)なんで今「考古学」なのかな、って考えていたんです。僕らが小さい頃って、未来のイメージって宇宙船が飛んでて、ロボットがいて、なんとなく明るくて開けたイメージだった。特に宇宙はイメージしやすくて、僕の中では宇宙と自由は、ニアイコールと言って良いくらいなんです。ところが、今、将来を考えるときに、宇宙につながる絵がイメージできないんです。それより古い、考古物とか土器とか、何千年、何万年前の物を目の前にした時の方が、より宇宙が近づいてきた。理屈じゃないんですよね。そういう直感みたいなものを言葉にしています。

(城さん)「車輪の再発明」も、未来に対する違和感が根底にあります。当時のありえたかもしれない未来を今、再現する。子どもの頃を思い返してみると、携帯電話とか全然違うものとして描かれていたりします。今、その携帯電話は作れる。一方、今の技術があればそっち(過去にとっての未来)も実現することができる。それが、今のものと全然違うものになったりする。

(八木さん)昔のことを捨ててしまいすぎているように感じているというか。つい、新しいものに目がいってしまう。でも、最近のドキドキするような発明ってiPhoneが出た時くらい。レコードやカセットには、それよりも大きいドキドキがあった気がするんです。懐古趣味ってわけじゃないんですけど、新しいものも好きだけどそればっかりにならないようにと考えています。

レポートは後編へ続きます!

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安野光雅のふしぎな絵本展
2016/7/9 − 8/28

鹿児島睦の図案展

《祝!1万人突破》会場レポート

好評開催中の本展も、残り2週間となりました。今回は会場内の様子をお届けします♪
会場は「図案×〇〇」をテーマに大きく3つに分かれています。一つずつご紹介します。

図案×器
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会場入ってすぐの壁に、器を展示しています。様々な形や絵柄の100点を超えるハンドメイドの器をご覧いただけます。素敵で楽しい図案の中から、お気に入りの図案を見つけてくださいね。

図案×空間
床まで広がる鳥と花の図案や、器を大きくプリントしたフォトブース、ライブペインティングで完成した壁画など、大きな図案を体感してお楽しみください♪
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図案×プロダクト
多数のブランドとのコラボレーションワークスを展示しています。
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また、器から抜き出された図案がプロダクトになる過程などをご覧いただけます。
こちらは東京・doinelでの「図案展2013-2016」のアーカイブの一つです。
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会場最後の展示物は、和菓子店「鈴懸」さんとのコラボレーションで生まれた太宰府天満宮公式土産のお干菓子「梅とうぐいす」ができるまでの過程をご覧いただけます。
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太宰府天満宮に行かれた際は、ぜひ商品をお手にとってみてくださいね!(会期終了後も太宰府天満宮案内所にて販売されます。鈴懸さんの各店舗とアルティアム併設ショップでは販売はございません。ご注意ください。)

そして、本展は先日来場者1万人を達成しました!市内からお越しという1万人目のお客様へ、記念品を贈呈いたしました。CIMG1445image1
ご家族で一枚撮らせていただきました♪
鹿児島さんのサイン色紙、図案展オリジナルバッグ、展覧会ポスターを記念品としてお贈りしました。

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最後になりましたが、同時開催の太宰府天満宮宝物殿の「鹿児島睦の造形展」もご覧になられましたか?こちらも同じ会期ですので、お気をつけくださいね。
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アルティアムへのご入場ですが、ゆっくりご覧になられたい方は平日がおすすめです。最終日までたくさんのご来場、お待ちしております!

【展覧会ページ】
鹿児島睦の図案展
Makoto Kagoshima ZUAN Exhibition

2017/1/28 − 3/12

鹿児島睦の図案展

ライブペインティング レポート

1月29日に行われた鹿児島睦さんのライブペインティングの様子をお届けします!たくさんの方にお集まりいただき、ペインティングが始まる頃には会場の後ろまで列ができました。
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本展設営時、「ZUAN」のアルファベットの中にピンクの塗料で植物のシルエットを描かれていた鹿児島さん。

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このピンクのシルエットの上に、この日は白の塗料で植物の細部を描き込んでいきます。たくさんのお客様が見守る中、下書きなしでどんどん描き進める鹿児島さん。時々、少し離れたところから眺めたり、高いところは台に上がったりしながら、花びらや葉脈となる線を引いていきます。

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当日はTVの取材カメラも入り、鹿児島さんがペイントする様子を携帯やカメラで皆さま撮影されていました。

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もくもくと描き進められ、予定通り1時間弱で完成しました!

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完成後、鹿児島さんにご挨拶いただきました。
(以下はペインティング後のトークを一部抜粋・編集したものです。)

(鹿児島さん)東京で個展をしていて、会場で器を販売していると器の数が後半になると少なくなってきてしまうんですね。そうなると、後からいらしたお客様がご覧になるものがないというのが非常に切ないところでございまして。10年くらい前、今回の展示でも企画で大変素晴らしい力を発揮してくださったビオトープの築地さんに、「会場に後から来てくださった方たちも楽しめるように、フォトブースを作りましょう」と提案していただいて、壁に絵を描かせていただいたのがライブペインティングの始まりなんですね。今ではこうやって描かせていただくことが目的になってきているようなところもありますが、基本的には来ていただいた方に楽しんでいただくことが一番なのでこうして今回も描かせていただきました。

同時開催の太宰府天満宮宝物殿では造形展ということで、梅の木と花の造形を作らせていただいています。この「ZUAN」の文字の中にピンクのシルエットを描きましたが、太宰府の展示物の梅の花の塗料なんですね。主に太宰府で活動されているアートボランティア「NPO法人太宰府アートのたね」の方たちが梅の花を塗ってくださって。設営時に先に太宰府の会場に参りまして、そのときに「ZUAN」の中に何かシルエットを描いていかないといけないんだけど、色をどうしようとお話していた時に、太宰府天満宮様の学芸員のアンダーソンさんが「ピンクの塗料がいっぱい余ってますよ」とおっしゃられて。ネイビーとかグレーとか地味な感じの色にしようと思っていたんですけども、意味としても天満宮様で使わせていただいたピンクの絵の具を使うのが一番だと思いまして、今回ピンク色を使わせていただきました。
今日はちょっと微妙な天気で他のイベントもある中、おじさんがこうして絵を描く空間に来ていただいて本当にありがとうございました。

ライブペインティング終了後は、『鹿児島睦の器の本』、『なにのせる?』、『Makoto Kagoshima Ceramics』の3冊が同時期発売となったことを記念して、サイン会を行いました。こちらにも大変多くの方にお並びいただき、大盛況となりました。

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こちらの新刊3冊は最終日3/12まで併設ショップドットジーでもお取り扱いしておりますので、ぜひお手に取ってご覧くださいね。

 

【展覧会ページ】
鹿児島睦の図案展
Makoto Kagoshima ZUAN Exhibition

2017/1/28 − 3/12

クエイ兄弟―ファントム・ミュージアム―

特別上映会

本展では触れられなかったCMの映像作品を厳選してご紹介する特別上映会。また、ダンスする様子がユーモラスな映像作品『デュエット』も上映します。

日時     4月9日、4月29日土・祝、5月4日木・祝
各日18:30〜上映時間:約30分

ブルーノ・シュルツ 砂時計サナトリウム イギリス 2006年 デジタル・ヴィデオ モノクロ
バドワ イギリス 1988年 35mm カラー 1分
ワンダーウッド イギリス 2010年 デジタル・ヴィデオ カラー 3分
デュエット イギリス 1999年 35mm カラー 18分

会場    三菱地所アルティアム内
申込    申込不要、要展覧会チケット

【展覧会ページ】
クエイ兄弟 ―ファントム・ミュージアム―
2017/3/25 − 5/7

クエイ兄弟―ファントム・ミュージアム―

クエイ兄弟の映像作品 上映会

『ギルガメッシュ叙事詩を大幅に偽装して縮小した、ハナー・ルウスのちょっとした歌、またはこの名付け難い小さなほうき』イギリス 1985年 16mm カラー 11分

『ギルガメッシュ叙事詩を大幅に偽装して縮小した、ハナー・ルウスのちょっとした歌、またはこの名付け難い小さなほうき』イギリス 1985年 16mm カラー 11分

人気の高い代表作を交えた映像作品の上映会をアルティアム会場内でおこないます。日によって上映プログラムが異なりますのでお気をつけください。

Aプログラム 各日1830上映時間:58
日時    3月26日、4月2日、4月15日、4月22日、4月30日、5月5日金・祝、5月7日
イーゴリ―パリでプレイエルが仕事場を提供していた頃1920-1929 イギリス 1982年 16mm カラー 26分
ギルガメッシュ叙事詩を大幅に偽装して縮小した、ハナー・ルウスのちょっとした歌、またはこの名付け難い小さなほうき イギリス 1985年 16mm カラー 11分
ストリート・オブ・クロコダイル イギリス 1986年 35mm カラー 21分

Bプログラム   各日1830上映時間:54
日時    4月1日、4月8日、4月16日、4月23日、5月3日水・祝、5月6日
ヤン・シュヴァンクマイエルの部屋 イギリス 1984年 16mm カラー 14分
失われた解剖模型のリハーサル イギリス 1988年 35mm モノクロ 14分
人為的な透視図法、またはアナモルフォーシス イギリス 1991年 35mm カラー 14分
ファントム・ミュージアム―ヘンリー・ウェルカム卿の医学コレクション保管庫への気儘な侵入 イギリス 2003年 35mm カラー 12分

会場   三菱地所アルティアム内
申込   申込不要、要展覧会チケット

配給:British Film Institute 上映素材協力:IMAGICA TV

【展覧会ページ】
クエイ兄弟 ―ファントム・ミュージアム―
2017/3/25 − 5/7

クエイ兄弟―ファントム・ミュージアム―

オープニングイベント 上映会 & 講演会映像作家クエイ兄弟の今昔

『ヤン・シュヴァンクマイエルの部屋』1984年 16mmカラー 14分

『ヤン・シュヴァンクマイエルの部屋』1984年 16mmカラー 14分

東欧のアートを専門に、長年にわたり研究を続ける籾山 昌夫氏によるトークとクエイ兄弟の代表作による上映会をおこないます。トークでは2000年代の作品を交えながら、初期から現在までの作品の魅力と変遷をお楽しみ頂けます。

日時  3月25日 14:00〜140分程度 | 上映:約45分/休憩15分/講演:約80分
会場  セミナールームAイムズ10F
話し手 籾山 昌夫神奈川県立近代美術館  主任学芸員
参加料 500円
定員  50名自由席・先着順
申込  要電話予約 ※3月6日より受付開始
三菱地所アルティアム092-733-2050

配給:British Film Institute 上映素材協力:IMAGICA TV

【展覧会ページ】
クエイ兄弟 ―ファントム・ミュージアム―
2017/3/25 − 5/7

鹿児島睦の図案展

オープニングレセプション レポート

1/28(土)に鹿児島睦さんをお迎えし開催したオープニングレセプションの様子をお届けします!会場が埋まるほどたくさんのお客様にご来場いただきました。ありがとうございました。
(以下はオープニングレセプションでのトークを一部抜粋・編集したものです。)

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(ディレクター・笠井)本日は、鹿児島睦展オープニングレセプションにお越しいただき、ありがとうございます。本日よりここ三菱地所アルティアムでは「鹿児島睦の図案展」、そして太宰府天満宮宝物殿では「鹿児島睦の造形展」が始まりました。たくさんの方に来ていただきまして、大変うれしく思っております。それでは、鹿児島睦さんよりご挨拶いただきたいと思います。

(鹿児島睦さん)今日はこんなにたくさんの皆様に足をお運びいただき、本当にありがとうございます。お天気が心配でしたが、とても暖かくいいお天気となり、皆さんのお力かなと思い感謝しています。笠井さんからもお伝えいただきましたが、アルティアムで図案展、そして太宰府天満宮様では造形展が始まりました。太宰府では立体の造形を作って展示させていただいております。両会場とも皆さんで色々なところで写真を撮ってSNSにアップしたり、友だち同士で見せ合ったり、楽しく使っていただければと思っています。今回、たくさん展示をさせていただいておりますが、様々な企業、団体、メーカーさんと多くのところで、こんなに様々な仕事をさせていただいたことを改めて拝見しました。私はただの陶芸家ですが、こうして多くの方たちに楽しんでいただけて、本当に嬉しく思っております。

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展示しているプロダクトは、いろんな国のいろんな方たちと様々な取り組みをさせていただき一緒に作っています。楽しい出会いから、本当にすてきなものをたくさん作っていただきました。

フォトブースもありまして、皆さんパネルの前に立って、写真を撮って楽しんでください。頭の上に鳥を乗せているように撮ったり、木を握っているように撮ったりするのも楽しいので、ぜひ遊んでください。

一番最後に、お干菓子ですね。これは今回のスペシャルなアイテムです。皆さんご存知、福岡の和菓子屋さん鈴懸さんが特別に作ってくださいました。スパイスやハーブを使ったとても美味しい干菓子を作っていただいています。お茶だけでなく、シャンパンやワインにも合うように作っていただいています。ぜひ皆さん味わっていただければなと思います。(※お干菓子は太宰府天満宮にて販売しております。)

今日は本当に皆さんどうもありがとうございました。ゆっくり楽しんでください。写真撮って拡散してください。ありがとうございました。

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ご挨拶後も会場はたくさんの人で賑わいました。

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会場内のフォトブースにて、お客さまに気さくに応じる鹿児島さん。

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ご来場の際は、携帯やカメラで写真を撮ってお楽しみください♪

会期は3/12(日)まで!翌日1/29に行われたイベントのレポートも後日公開予定です!お楽しみに!

 

 

【展覧会ページ】
鹿児島睦の図案展
Makoto Kagoshima ZUAN Exhibition

2017/1/28 − 3/12

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