Re-actions 志水児王・堀尾寛太

オープニングレセプション レポート

初日9/2に志水さん、堀尾さんをお招きして開催した「Re-actions 志水児王・堀尾寛太」オープニングレセプションの様子をお届けします!当日は18時に開幕とあって、オープンと同時に、会場内はたくさんの来場者の皆さんで賑わいました。
(以下はオープニングレセプションでのトークを一部抜粋・編集したものです。)

DSC02262

(ディレクター・鈴田)
本日はお越しいただきまして、誠にありがとうございます。二人展ということで、本日は作家二名にお越しいただきました。作家の堀尾寛太さんと志水児王さんです。会場に入られてすぐのスペースが堀尾さんの会場で、志水さんの作品は奥に展示いただいております。お二人には今回の展示にあわせた新作を展示いただきました。本日はこのレセプションの時間に、作家による作品の説明ツアーをおこないます。会場が狭いので大変ですが、まず堀尾さんから始めて、その後に志水さんという流れでお願いいたします。

(堀尾寛太さん)前半が僕の展示になっています。いくつかの部屋にそれぞれ展示していて、中には映像のプロジェクションもあります。映像なので、しばらく見ていただければと思います。各部屋少しずつ繋がっていて、各部屋ごとに出し物があるという作品です。

DSC02390

壁には大きく映像が映し出されています。椅子に座りながら映像をじっくり鑑賞することができますので、是非ご利用ください。ダイナミックに映し出された風景は、日常から遠く離れた場所のような、壮大な場所を見ているかのような印象を受けます。

DSC02286-s01
堀尾さんには、様々な仕組みが施された展示空間をぐるりと回りながら説明をして頂きました。展示の種明かしになるので詳細は明かせませんが、会場に足をお運びいただければその魅力を感じていただけるはず。堀尾さんは、九州芸術工科大学(現・九州大学芸術工学部)大学院で音響設計を学ばれていますが、元々は幼少の頃から電子工作に夢中だったそうです。今回の作品でも、十分にその実験的な面白さが発揮されていて、動きと躍動感に溢れた展示は何回見ても見飽きません。アルティアムの空間を巧みに利用した展示構成にもご注目ください。

続いて、志水さんの解説です。

(志水児王さん)お気づきにならなかった方もいるかもしれないんですけど、まず入り口の通路に作品が一つあります。

DSC02295

今、ピカピカ光ってるんですが、別室にコンピュータが置いてありまして、アルティアムからリアルタイムにTwitter上で十数ヶ国の言語の「光」という言葉をで監視していて、「光」という言葉を含むツィートが世界のどこかでつぶやかれた時にパネルが一瞬光る設定になっています。《window》というタイトルを付けたのですが、外から光を取り入れるための窓という存在と、かつてビル・ゲイツが自身が開発したデバイスに「windows」という名前を付けたように、「窓」には「新しい世界を覗き込む」というような意味もあるように思います。

DSC02468
それと会場の外にも、小さい作品ですが写真作品を展示しています。

DSC02490

これは重力を使った作品で、まず振り子の下に小さな点光源を付けて、さらにその下に上向に設置したカメラで20〜30分シャッターを開けっぱなしにして、振り子が描いていく軌道を撮影しています。振り子を1本の紐、2本、3本、またいろんな吊り方によって、様々な形が生まれてくるんです。

DSC02298

例えば、生命の進化の過程で何かの要因があり枝分かれして、それが人間になったり、違う生物になったり、振り子の吊り方のバリエーションとしていろんな形ができたりする事が進化の一つのモデルの様に思え作品をつくりました。また最初の一瞬は僕が手を加えるんですけど、あとは重力が作品を決定してゆきます。僕は重力と生命の進化は深く関係していると思いますし、自然に任せて作品が成立していくということにも興味があります。

あとは会場の一番奥に作品があって、こちらはレーザーという特殊な光を使った作品です。

DSC02315

例えば、屋外で晴れている日にビールやワインを飲んでいると、そのグラスに日光が当たって、テーブルにきれいな光の模様が出るのを見たという経験があるんじゃないかと思うんですが、基本的には、ここで起こっている現象は、その様な光がガラスに当たり、回折が起きているというシンプルなものです。日光だと、光源とガラスとの距離が少しでも遠ざかってしまうとすぐにぼやけて消えてしまうんです。日光には私たちが見ることのできるスペクトル、大体300〜800ナノメートルくらいが含まれているんですが、このレーザー光は、その中の532ナノメートルの波長だけを抽出して増幅した特殊な光です。たくさんある光の中から、たった1つの波長だけを抜き出した、言ってみれば「高純度な緑」なんですね。普段、身の回りにあってもすぐに消えてしまって見ることができないような現象が高純度な光を通すと見えてくるという作品になっています。

DSC02326

(鈴田)ありがとうございます。やはり作家に解説を伺うと、また作品も違って見えてくるのではないかなと思います。ちなみに、お二人のご活躍を紹介したいんですが、堀尾さんは今ちょうど札幌で開催されている「札幌国際芸術祭2017」に参加されています。アルティアムの展覧会と同じ、10/1までの会期となっております。作品を2点出展されていて、非常にダイナミックな作品もございますので、ぜひご覧いただければと思います。志水さんは9/30から広島で個展を開催するご予定だとお聞きしています。

(志水さん)場所は、広島の廿日市にある「アートギャラリーミヤウチ」という、私の展示している空間の倍くらいの大きさの場所です。もしお近くに来る機会がありましたら、よろしくお願いします。

作品解説のあとは、来場者の質問などに気さくに答えていただきました。仕組みや仕掛けを知ると、より楽しめるところもあり、皆さま深く頷きながらお話を聞いていらっしゃいました。

DSC02368
DSC02419
9/23(土・祝)には、再度お二人が登壇するトークセッションがあります。ぜひご予約の上、こちらにもご参加くださいね♪
実際に会場を訪れると、足を運んでみなければ分からない面白さを体感することができると思います。これは一体どうなっているんだろう…と興味がかき立てられる作品が並んでいますよ。会期が短いのでお見逃しのないように、会場に足をお運びください♪

【展覧会ページ】
Re-actions 志水児王・堀尾寛太
2017/9/2 − 10/1

イルヨイルイル モノモノノケ 展

キミノモノモノノケをつくろう!作品紹介+感想帳より

会場内のWSスペースでは、随時オリジナルのモノモノノケを作ることができます。WS用紙は全部で50種類!黒の背景に写るモノたちは、絵本『モノモノノケ』と同じく、全て写真家の阿部高之さんが撮影されており、とても豪華な企画です♪会場にいるモノモノノケたちは全部で32体ですが、来場者の方が作る新たなモノモノノケたちが日々誕生しています♪ほんの一部ですが、参加者の作品をご紹介します。
WSスペースのレポートはこちらからご覧ください。

!cid_15da640937fd2087b262
!cid_15de9e306ad88be112d1
!cid_15de4139749d4b4212e2

!cid_15de41311791c8b92276
!cid_15dfd3583fbc522372f4

また、感想帳から、来場者の声をお届けします。
・モノモノノケたちがユニークでかわいかった♡写真のやわらかな感じも好きです。

・モノに付けられた口や目の色や柄がとてもおもしろかったです。自分なりのモノモノノケも、作品を見たからか、イメージがムクムクわきあがり、のびのびと作成することができました。お家に帰って、モノモノノケを探してみようと思います。

・『木がずらり』を読んだときからtupera tupera さんのファンです。誰だって誰かの役に立ちたいし、仲間がいてほしい。そんなことを思わせられました。これからもステキな言葉の世界を味わわせてください!応援しています。

・本のケースのデザインや、びょうぶのような作りもとても魅かれました。

・最初見た時は少し怖い気持ちでしたが、モノノケたちの紹介を見ると何だかにくめなくて、出る頃には愛しく思えます。

・いろんなモノに いろんな表情、 いろんなイノチ。ちょっと不気味で、でもにくめない。だれかの心のドアをちょっとあけられる作品、またたのしみにしています。

・娘(4歳)とすごく楽しみました。またお待ちしています♡

・開催前からおもしろそう…と興味があって、今回、福岡に来る用事ができたので、鹿児島から見に来ることができました。小学一年生の時、担任の先生に「物には命がある」とずっといわれていたことを思い出しました。

・『モノモノノケ2』もほしいです。

・いろんなモノモノノケがいておもしろかったです。自分でつくれるのがたのしかったです。またきたいです。

・みんなの作品、くすくす笑いました。

・写真と絵が絶妙に混ざっているのが良いですね。

・童心に帰れます。

・発想力に脱帽。とても心躍らされました。「タベタベーズ」がお気に入りです。

・「チャワーン」と「オワーン」いいね。うれしいことと悲しいこと聞いて泣いてもらいたいな。

・お母さんが「ハチマキ」にだいばくしょうしてました。というのも、世界に緑をふやすのはいいのですが、ざっそうのたねをまくのがおもしろかったそうです。

・子供の頃、故祖父にどんな物にも神様が宿っているから大切にしなさい、と言われた時の事を思い出しました。ひょうきんな表情と個性ある姿に楽しませていただきました。ありがとうございます。

・32しゅるいみつけました!

・福岡でイベントを開催してくださってありがとうございます。またぜひイベントしてください。親子でいつもノージーみています。

・子ども達が中高生になり一緒に絵本を読む楽しみはなくなってしまいましたが、今も楽しく読んでいて、将来の孫にtupera tuperaさんの絵本を読ませたいと思っています。

・楽しかったので2回も来てしまいました。ワークショップ、みなさんの作品も考えるのも楽しかったです。

・じつぶつもあってビックリしました。こんな体けん初めてです。またここへきたいです。とくに好きなモノノケは「シンボウズ」です。

・B2Fもあわせてめちゃくちゃ楽しんでしまいました。やっぱりアイディアがすごいです!個人的には「スポンジイ」が映像で出てくるのがかわいくて好きです。

会期は残り一週間!会期中再入場できるチケットです。ぜひご利用くださいね。また、会場内は撮影ができます。(フラッシュ・動画撮影は禁止)
最後になりましたが、tupera tuperaさんは、横須賀美術館で「ぼくとわたしとみんなのtupera tupera 絵本の世界展」の開催も決まっていますよ。多彩な活動で大活躍のお二人と阿部さんによる新作写真絵本の魅力を余すところなく感じることのできる本展を、どうぞお見逃しなく!

【展覧会ページ】
絵本作家 tupera tupera × 写真家 阿部高之
イルヨイルイル モノモノノケ 展

2017/7/8 − 8/27

イルヨイルイル モノモノノケ 展

ワークショップソコノケソコノケ モノノケトオルレポート

7月28日(金)にtupera tuperaさんと阿部高之さんが来場し、イムズホールで「ソコノケソコノケ モノノケトオル」 ワークショップをおこないました。当日の様子をレポートいたします!

今回のワークショップでは、大人も子どもも愉快でブキミな「モノモノノケ」に変身し、写真家 阿部さんによるモノノケ撮影会をおこないました。

DSC01519
tupera tuperaさんと阿部さんによる写真絵本『モノモノノケ』を大きなスクリーンで紹介した後、ワークショップの説明をおこない、総勢100名でモノモノノケ作りスタートです!

DSC01539

絵本『モノモノノケ』の紹介

まずは、モノモノノケの土台となるお面選びです。1人1枚これから作るモノノケのキーワードが書かれたくじを引いた後、お面を探します。くじには、「はこぶのがとくい」「しっぽがついている」「毛がながい」など面白いキーワードが書かれていましたよ。想像力を膨らませながら、カラフルで様々な形のお面の中からキーワードにぴったりなひとつを選びます。

DSC01564

DSC01592 tupera tuperaさん作成のくじ引きBOX

DSC01571
「はこぶのがとくい」なモノモノノケとはどんな形? 「ヨレヨレ」なモノモノノケはどんな色?…と考えながら、これだ!というお面を選びます。選んだお面に、絵具や紙、糸、カップなどの材料を使ってモノノケの表情をつくります。子どもも大人も夢中で取り組んでいました!

DSC01580
DSC01599
笑ったモノノケ、怒ったモノノケ、ヒゲが生えたモジャモジャしたモノノケ、おめかししたモノノケなど個性豊かなお面が次々と生まれていきます!それぞれ、どんな名前なのか、どんな性格なのか気になりますね。作ったモノノケは、制作者に似る!?という噂も…!

DSC01637 DSC01644
皆さん、制作中は賑やかながらも、とても集中しており、あっという間に完成の時間になりました。
完成後は、モノモノノケになりきって、ホール内をぞろぞろと大所帯の「百鬼夜行」です。その姿を阿部さんが写真に収めます。当日、皆さんには、よりモノノケ気分になってもらうため、全身黒い服装で参加いただきました。皆さんバッチリ決まってます!

百鬼夜行&撮影会をスタートしようとしたところ…スペシャルゲストが駆けつけてくれました!アコーディオン奏者のアライタケヒトさんです。アライさんのアーコーディオンにもモノモノノケがっ!アライさんお手製の逆立ちが得意なマヨネーズのモノノケです!

当日は、アライさんが即興で作ったモノモノノケソングに合わせて、みんなで歩きました。
モノモノノケソングは、一度聴いたら頭から離れない、少し不気味で不思議な曲でしたよ。
イ〜ルヨ〜イルイル〜♪  モ〜ノモノノ〜ケ〜♪ ソ〜コニモッ、コ〜コニモッ… ♪

DSC01700のコピー
DSC01709のコピー

100名以上のモノモノノケたちの撮影を続ける阿部さん

100名以上のモノモノノケたちの撮影を続ける阿部さん

DSC01740

モノノケ撮影会の様子

DSC01761
モノモノノケ作り、百鬼夜行、撮影会と盛りだくさんのワークショップは、最後は花吹雪とともに大盛り上がりの中、終了しました。

モノノケ撮影会の写真は、アルティアム「イルヨイルイル モノモノノケ 展」の会場内に展示していますよ!阿部さんにより、なんと7.5mにもおよぶ長〜い写真として仕上がってます。まさに参加者全員による百鬼夜行ですね。

写真と一緒に、tupera tuperaさんや阿部さん、アライさんが作成したモノモノノケお面も展示しています。ちなみに、tupera tupera 亀山さんのキーワードは「クール」、中川さんは「ユニーク」、阿部さんは「ねむたい」でしたよ!会場に探しに来てくださいね♪

DSC01946
会期も残り2週間となりました!
ぜひユニークなモノモノノケを見に来てくださいね。皆様のご来場、お待ちしております♪

【展覧会ページ】
絵本作家 tupera tupera × 写真家 阿部高之
イルヨイルイル モノモノノケ 展

2017/7/8 − 8/27

Local Prospects 3

編みもの / 物語をほどくワークショップ レポート

九州産業大学4年、博物館実習生の木村です。今日はわたしが当日のワークショップの様子をご紹介させていただきます!

7月22日(土)に、今年11月に開催する展覧会「Local Prospects 3 原初の感覚」のプレイベントとして、平川渚(ひらかわ・なぎさ)さんによるワークショップをおこないました。

平川渚さんは1979年大分県生まれのアーティストで、糸をかぎ編みで編んで空間に拡げていくインスタレーションや古着を素材とした作品などを発表しておられます。11月の展覧会では、皆さんの思い出がつまった編みものをほどき、その糸を使って新しい作品をつくることに挑戦してくださいます。今回のワークショップでは、その「編みものをほどく」という作業を参加者の皆さんと一緒におこなっていきました。

当日ほどく手編みの「編みもの」は、広く一般から寄贈募集をおこないました。アルティアム入口でも寄贈Boxを設置しています(寄贈受付は8/10まで)。

DSC01334
皆さまのご協力のおかげで、編みものは予想以上に集まり無事にワークショップをおこなうことができました。平川さんも集まった編みものと編みものにまつわるエピソードの豊かさに驚いていらっしゃいました!寄贈いただいた皆さま、本当にありがとうございます!

集まった編みものたち(一部)

集まった編みものたち(一部)

ワークショップ当日に持ち込まれた編みものは、その場でカメラマンに撮影していただきました。

DSC01393
DSC01379
本格的に撮影されることに驚いて、その様子を撮影する参加者の方も♪これまで大切に保管されてきた編みものたちも嬉しそうです!

DSC01412
寄贈いただいたすべての方に、お持ちの編みものに関するエピソードを書いていただきました。このグレーの帽子には、一体どんなエピソードがあるのでしょうか?

DSC01419
DSC01424
みんなでおしゃべりをしながら、せっせとほどき中です・・・
参加者の中には、現在、編みもの教室で先生をしていらっしゃる方も!「こんな特別な空間で、毛糸をほどく経験はなかなか無いですね」という声もいただきました。普段一人でほどく作業も、みんなでおこなうとなぜか楽しいですね♪

DSC01416
一つ一つを丁寧に手でほどき、無事に編みものがひとつほどき終わりました!
こうしてみると、多くの毛糸を使っているのがよくわかります。

!cid_15d684e98aafa6ba1281
その糸をぐるぐる巻いて、毛糸玉が出来上がり!
毛糸玉を作るときに、うっかり落としてしまってコロコロ転がっていってしまうことがあったり、なかったり・・・?

DSC01425
小さいお子さんも平川さんと一緒に、毛糸玉づくり中♪毛糸玉はふたりで一緒に作ると、ぐるぐるぐるぐるとスムーズに作れますね!

ワークショップは、大名にあるkonya-galleryで開催しました。皆さん真夏の暑い中、ご参加いただき本当にありがとうございました♪
今回、寄贈していただいた編みものは、平川さんの手によって新しい作品の一部に使用されます。また、書いていただいたエピソードも展示予定です。こちらも読んでみると興味深いエピソードばかりで大変面白いです。

展覧会「 Local Prospects 3 原初の感覚」は、今年の11月11日(土)から12月3日(日)まで開催いたします。皆さん、ぜひお越しください♪

 

【展覧会ページ】
Local Prospects 3
原初の感覚

2017/11/11 − 12/3

イルヨイルイル モノモノノケ 展

会場レポート

九州産業大学4年、博物館実習生の奈須です。

本展は絵本作家tupera tuperaと写真家の阿部高之さんによる、暮らしの中に潜んでいるかもしれないユニークな怪物たちが登場する写真絵本『モノモノノケ』の世界に出会うことができます。開幕から1ヶ月ほど過ぎ、お子様から大人の方までたくさんの方に来場いただいております。展覧会の会場をご紹介します。

◆写真パネル
『モノモノノケ』の絵本の一コマを紹介するパネルを展示しています。
「あ!ここにいたよ!」とモノモノノケの見つけあいっこをして楽しんで鑑賞されている様子がよくみられます。みなさんもぜひ、日常に潜むモノモノノケを大きなパネルの中から見つけてみてください。中央にはジャバラ状の絵本の実物が置かれ、3メートルのページを一目で見渡すことができます。
DSC01939

◆モノモノノケ立体作品
絵本に登場したモノモノノケたちの展示ブースとなっています。ここに展示されているものは、すべて実際に絵本制作に使用された作品です。個性豊かなモノモノノケたちは大きさも性格もさまざまです。暗い空間に浮かび上がるようでちょっぴりブキミですが、それぞれのモノモノノケのネーミングや性格を知ると可愛くみえてきます。会場の壁には、元気に動き回るモノモノノケたちが映像として見え隠れしています。ぜひ探してみてください。
DSC01950

◆絵本とワークショップ
こちらには、『モノモノノケ』や『わくせいキャベジ動物図鑑』、『しろくまのパンツ』などのtupera tuperaの絵本を15冊設置しており、自由に読むことができます。『モノモノノケ』以外の絵本作品にもぜひ触れてみてください。
また、オリジナルのモノモノノケをつくるワークショップに参加できます。参加無料です!詳しくはこちらをご覧ください。
DSC01949

◆アイデアスケッチや絵本原画
モノモノノケたちの性格や見た目などの細かいアイデアスケッチとジャバラの形をした絵本のラフが展示されており、絵本の制作過程を垣間見ることができます。また32枚の絵本原画のひとつひとつ存在感のあるモノモノノケたちは、写真とイラストのコラージュです。
7月28日におこなわれた「ソコノケソコノケ モノノケトオル ワークショップ」の阿部高之さんによって撮影された写真とワークショップ参加者のつくったモノモノノケお面を8月4日(金)から追加展示しています。
ぜひこちらもご覧ください。
DSC01945
DSC01946

モノモノノケ展の会期も残り3週間ほどとなりました。夏休みのお出かけの際には、ぜひイムズ8階の三菱地所アルティアムにお立ち寄りいただき、愉快なモノモノノケの世界をのぞいてみてはいかがでしょうか。

【展覧会ページ】
絵本作家 tupera tupera × 写真家 阿部高之
イルヨイルイル モノモノノケ 展

2017/7/8 − 8/27

イルヨイルイル モノモノノケ 展

tupera tupera × 阿部高之 オープニングトーク レポート

7月9日(日)におこなわれたtupera tuperaさんと写真家阿部高之さんによるオープニングトークの様子をレポートいたします。

にぎやかな雰囲気のなか、イムズプラザ特設ステージでトークがはじまりました。まずは自己紹介タイム!tupera tuperaさんからは、絵本作品のほかにも福岡で手掛けたお仕事なども紹介されていました。阿部さんからは、これまでに撮影されたみなさんもよく知る芸能人のポートレート作品や自主的に手掛ける出張写真館の魅力的な写真などが紹介されました。tupera tuperaさんと阿部さんは、20年来の仲だそうで、3人の楽しい雰囲気が伝わってきました。

DSC01215のコピー

絵本作家tupera tupera 亀山達矢さん 中川敦子さん

絵本作家tupera tupera 亀山達矢さん 中川敦子さん

DSC01229阿部さん

写真家 阿部高之さん

そしてtupera tuperaさんによる大人気絵本『やさいさん』のミニ絵本ライブもおこなわれましたよ。会場からは、「やったー!」というお子さんの声が聞こえていました。子どもも大人も声を合わせて参加するなど、会場が一体となった絵本ライブでした。

DSC01241絵本
また、7月29日(土)14時〜は、tupera tuperaさんとアコーディオン奏者 新井さんによる絵本ライブがイムズプラザでありますよ。とても楽しい時間となること間違いなしですので、ぜひご来場ください!詳しくはこちら

そしてアルティアムで展示中の『モノモノノケ』についても。『モノモノノケ』は、tupera tuperaさんと写真家阿部さんが手がけた、家の中に潜むモノモノノケたちを探しながら読み進めるジャバラ絵本です。アルティアムでは、このちょっと不思議で愉快な写真絵本『モノモノノケ』の魅力を紹介しています。

絵本『モノモノノケ』 アリエスブックス(2017) © tupera tupera / Takayuki Abe

絵本『モノモノノケ』 アリエスブックス(2017) © tupera tupera / Takayuki Abe

DSC01264モノモノノケ

絵本『モノモノノケ』を広げると、なんと約3mの長さに!まさに「現代版百鬼夜行」です。
そして今回、スペシャルゲストも登場しました!湯のみモノモノノケ「ウヌチャボレ」の登場です。8Fアルティアムの会場から出張してきてくれました。tupera tupera亀山さんによると、たくさんいるモノモノノケの中でも特に、「ウヌチャボレ」は愛着のあるモノモノノケだそう。

DSC01277ウムチャボレ

ちなみにその頃、アルティアムのウヌチャボレの展示台にはこんな置き手紙(作 : tupera tupera)が…!今は、無事出張から戻ってますので、みなさんぜひアルティアムにウヌチャボレを見にきてくださいね。

IMG_1908
当日は、そのほかにもモノモノノケクイズなどがあり、大変盛り上がりました。

アルティアム会場には、tupera tuperaさんがみつけてきたたくさんの愉快な「モノモノノケ」たちが待っています。その他にも絵本に使われた原画、絵本の一コマを拡大した不思議な写真、モノモノノケをつくるワークショップコーナーがあるなど子どもから大人までお楽しみいただけます。

アルティアム会場の様子

アルティアム会場の様子

ぜひイムズ8Fアルティアムに、あなたのお気に入りのモノモノノケを探しに来てくださいね。お待ちしております♪

【展覧会ページ】
絵本作家 tupera tupera × 写真家 阿部高之
イルヨイルイル モノモノノケ 展

2017/7/8 − 8/27

イルヨイルイル モノモノノケ 展

ワークショップ キミノモノモノノケをつくろう! レポート

九州産業大学4年、博物館実習生の木村です。

今回は、イルヨイルイル モノモノノケ 展の「ワークショップ キミノモノモノノケをつくろう!」のご紹介をしていきます。こちらはアルティアム会場内でおこなっており、どなたでも随時ご参加いただけます!

本展ではtupera tuperaと阿部高之さんによる、日常の中に潜んでいるかもしれない、ユニークな「モノモノノケ」の絵本の世界を紹介しています。会場内には、絵本に登場するキャラクターたちを展示しています。また、今回のワークショップでは、絵本にちなみ、自分だけのモノモノノケを作ることができます!

DSC01174
ワークショップスペースには、写真家の阿部さんによって撮影されたパンプスや長靴、ミシンなど、いろんなモノのワークショップ用紙があります。その用紙に、ペンで目を描いたり、色紙をハサミで手の形に切って貼ったり・・・いろんな工夫をしてキミノモノモノノケをつくってみましょう!

お子さんはもちろん、お母さんもモノモノノケづくり!
家族みんなで一緒にキミノモノモノノケを作ってみると、楽しさも倍増しますね♪

DSC01168

「こっちがいいかな?」「こうしたらどうだろう?」と一緒に考えて作ってみるのもいいですよ。

DSC01170

掲示中のキミノモノモノノケの中には、tupera tupera の亀山さん作のものも混ざっています!
あなたも亀山さんの作品に負けないような作品を作ってみてはいかがでしょうか?

DSC01189

みなさんが作ったモノモノノケは、壁に貼っていきます。いろんな人たちが作った作品を見ることができます。
tupera tupera の亀山さんやお友達が作ったモノモノノケがいるかも!探してみてください♪

DSC01181

その場で撮影もOK!撮影したモノモノノケを「#三菱地所アルティアム」「#モノモノノケ」で投稿してみましょう!
会期中は毎日、このような家族で楽しめるワークショップを開催しています。是非お越しください!お待ちしております。

【展覧会ページ】
絵本作家 tupera tupera × 写真家 阿部高之
イルヨイルイル モノモノノケ 展

2017/7/8 − 8/27

シンプルの正体 ディック・ブルーナのデザイン展

ワークショップ 活版印刷でブラック・ベアのポストカードをつくろう レポート

6月17日(土)、18日(日)におこなわれた活版印刷ワークショップの様子をレポートします! 今回、ブルームーンデザイン事務所の中川たくまさん、福岡市内で活版所文林堂を営む山田善之さん、長崎県小値賀島で家業の晋弘舎活版印刷所で働く横山桃子さんを講師としてお迎えししました。 講師のみなさんより、ブルーナ作品の魅力や活版印刷の歴史など説明いただき、ワークショップがスタートしました。 DSC00409web
今回使う紙は、赤、青、緑の3種類。この紙が、どのように仕上がるのか楽しみです♪ DSC00434web
活版印刷は、セットされた凸面の版にインクをつけ、圧をかけて印刷をします。手作業でおこなうため、圧力の具合やその時のインクの状態により、1枚1枚少しずつ違った表情の印刷物ができあがるのが特徴です。

まず、印刷機に紙をセットします。印刷機の中には、かわいい「ブラック・ベア」の版がスタンバイしています!レバーを手前にぎゅーっと引いて、ドキドキしながら、ゆっくりゆっくりとレバーを戻します。 すると…!紙に「ブラック・ベア」が印刷されました。自分で印刷すると嬉しさも倍増です。 みなさん、レバーを引いて印刷するときは真剣な表情、レバーを戻しできあがりを見ると笑顔がひろがります。 DSC00623web DSC00565 DSC00849 DSC01050web DSC00813
次に、好きな言葉を選び文字を印刷します。今回、ブルーナ作品のペーパーバックの表紙に登場する言葉を中心に、オランダ語のガイドを用意しました。みなさん思い思いの言葉を選んでいましたよ。講師の中川さんによると、活版印刷は、ブルーナさんの生まれであるオランダから長崎に伝わったそう。意外なところでもオランダとのつながりを知り、嬉しくなりました。 DSC00919 DSC00554 IMG_1595web
同じ「ブラック・ベア」の版ですが、選ぶ言葉やレイアウト、印刷の具合によって、みなさん表情の違うポストカードが完成しました。 DSC00594web
講師の山田さんは、「ボタンひとつで早く大量に物ができあがる時代に、人との出会いや手で創ることに魅力を感じ活版印刷を続けている」とおっしゃってました。また、100年続く活版印刷所の4代目である横山さんは、お父さまがおっしゃった「活版は人間のリズムに合った印刷だ」という言葉をとても実感しているそう。

ブルーナさんの作品も「手で創りだす喜び」「人間のリズムや温かみ」が感じられます。今回のワークショップでは、そんなブルーナさんの作品やオランダとのつながりにも想いを馳せながら、とっておきの1枚をつくることができました。

展覧会も残すところ6日となりました。ぜひ「ブラック・ベア」をはじめ、ブルーナさんの温かみのある作品に会いに来てくださいね。ご来場お待ちしております♩

BLACK BEAR © copyright: Dick Bruna

【展覧会ページ】
シンプルの正体
ディック・ブルーナのデザイン展

2017/5/13 − 7/2

ニュース&レポート アーカイブ