LAND SPACE 瀧本幹也写真展,

オープニングレセプション レポート

『LAND SPACE 瀧本幹也写真展』初日に開催したオープニングレセプションの模様をレポートします!
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(以下はレセプションでの瀧本幹也さんのご挨拶を一部抜粋・編集したものです。)
みなさんありがとうございます。
「LAND SPACE」の作品は3年前に東京の恵比寿で個展をしまして、その巡回のような感じです。今回はその時より数を倍ぐらい増やして展示することができました。写真集は去年の5月に出版しました。
簡単に作品の説明をします。「LAND」という地球の風景のシリーズと「SPACE」というNASAを撮影した文明の象徴としてのシリーズで、もともとは別々に撮っていました。ある仕事でスペースシャトルを撮ることになりました。その時は若田光一さんが打ち上がる時だったのですが7回延期になってしまって、ほとんど何も撮れませんでした。普段、撮れないなんてことはあり得ないので、相当悔しくて自分の作品で撮っていこうと決断して撮り始めました。NASAのスペースシャトルはアメリカを代表する国家事業なのでテロの対象になりやすいということもあって許可が下りにくいのですが、4×5(シノゴ)という大きなフィルムカメラで4回ぐらい通って、前回撮れたプリントを持っていくうちに作品として撮っていることが認められました。スペースシャトルの引退が決まっていたこともあり、特別に入って撮影することを許可されたのです。耐熱タイルの張り替えをするような整備棟には通常入ることはできません。
もともとはスペースシャトルに興味があって撮り始めたのですが、文明の象徴として撮るほうが良いのではないかと途中で気付きました。10年ぐらい前から並行して撮っていた「LAND」というまるっきり対極の写真があります。何億年前に見たとしても変わらないであろう地球の風景、ほぼ文明の入っていない場所を選んで撮りにいっています。対極にあるけれども、“噴火口”と“噴射口”がすごく似ているように見え、デザイン的な類似性もあったので組み合せてまとめようと、意識して撮り足していったシリーズです。

 

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▲挨拶後はひとりひとりの質問に丁寧に答えていらっしゃいました。

瀧本幹也さん 他展覧会のお知らせ
MA2「GRAIN OF LIGHT」5/9~6/8 (※会期終了しました。)
ライカギャラリー東京「Nonocular」4/18~7/13

あわせて瀧本幹也さんの世界をご堪能ください。6月中旬に青幻舎より出版予定の最新写真集「GRAIN OF LIGHT」はアルティアム併設ショップにて先行販売中です!

【展覧会ページ】
LAND SPACE 瀧本幹也写真展

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