ニコラ ビュフ ポリフィーロの夢

オープニングレセプション レポート

「ニコラ ビュフ ポリフィーロの夢」は先月末まで、東京・原美術館で行われていた展覧会の唯一の巡回展として開催しております。
初日の作家 ニコラ ビュフを迎えたオープニングレセプションにはたくさんのお客さまにご来場いただきました。ありがとうございました。その模様をレポートします。

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レセプション開始の直前まで展覧会の準備をしていたニコラさん。本当に今回の展覧会のために頑張ってくださいました。
大変流暢な日本語のニコラさんにこの展覧会についてお聞きしました。
(以下はレセプションでのニコラ ビュフさんのご挨拶を一部抜粋・編集したものです。)
皆さんこんばんは。
大勢の方に来ていただき、とても嬉しいです。この展覧会はまるで冒険です。ポリフィーロは若い少年、そしてポーリアという女性を愛しているのですが、ポーリアは全くポリフィーロに興味がないので、ポリフィーロは悲しんで夢の中でポーリアを探しに行きます。そして夢の中でたくさんの不思議な場所やキャラクターと出会って、キューピッドという愛の神様のおかげで、ポーリアのもとにたどり着くのですが、その時に目が覚めてしまいます。
この展覧会はポリフィーロの夢の一部です。皆さんは現在、ポリフィーロの夢の中にいるのです。このインスタレーションは、もともと原美術館のために考えていました。そして今回、巡回で違うスペースに移動するということはチャレンジでした。作品は新しい場所で見られるので、それはまた新しい冒険ということです。
そして三菱地所アルティアムには深くお礼を申し上げたいです。ありがとうございます。

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原美術館のためにオオカミの口を巨大なボリュームで作ったのですが、今回はアルティアムのスペースに合わせて新しいオオカミの口をどうしても作りたかったのです。演劇やオペラの舞台美術に近いテクニックを使いました。ベニヤ板の面を合わせて立体的なボリュームを出しました。そして、サイト・スペシフィックにオオカミの口は入り口としてこのスペースに合わせたかったのです。作るのは楽しかったです。他にも小さい調整がたくさんありましたが、原美術館の展覧会の80~90%ぐらいは出来て満足しています。少しコンパクトですが、印象は強いかも知れませんし、作品と作品の関係はより分かりやすいかもしれません。出来るだけ“旅”という形を守りました。

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サインにも丁寧に応じてくださって、お一人お一人それぞれに違うイラストを描いていらっしゃいました。併設アートショップでは、サイン入りの図録(税込 3,240円)をご用意しています。ご希望の方はレジにてお申し付けください。数に限りがありますのでお早目に!

【展覧会ページ】
ニコラ ビュフ ポリフィーロの夢

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