ニコラ ビュフ ポリフィーロの夢

会場内ご紹介前編

こんにちは、初めまして。博物館実習生の高橋です。

7月5日から開催しております「ニコラ ビュフ ポリフィーロの夢」のレポート(前編)をさせていただきます。

「むかしむかしあるところに、ポリフィーロという男の子とポーリアという女の子がいました…」本展はストーリー形式・体験型の展覧会となっています。
主人公ポリフィーロが大好きなポーリアを助けるために冒険へ出かけるという物語です。

私も主人公になったつもりで冒険に出かけたいと思います!

会場入り口から、いきなり大迫力のオオカミが待ち構えています。

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近くで見ると、かなり規模が大きくて驚きました!
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このオオカミの口は、イタリアのボマルツォの公園にあるオルクスの口(地獄の門)や、ローマのパラッツォ ツッカリから着想を得たそうです。先月まで原美術館で展示されていたオオカミの口をアルティアムのサイズに合わせて制作しています。

そしてオオカミの口を潜って、赤い空間へ。nicolas-blog03
ここで私は鏡に映る自分自身に遭遇しました。これは別の世界への通過を表しているそうで、訪れた人はポリフィーロの夢の世界へと入っていくのです。

さらに奥へ進むと…

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白と黒で統一された不思議な世界観が広がっていました。ポリフィーロが、古典的な2Dプラットフォームゲームのように、危険を避けながら登ったり飛んだりしてポーリアが待つ頂上を目指している様が描かれています。大きな絵には、ポリフィーロやドラゴン、画面いっぱいに様々な要素が盛り込まれているのでじっくりみてみると面白そうです。

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また、手前には案内人の衣装が展示されています。主人公の選択を助けてくれるニンフの衣装です。よく見ると左手側に日本語で「選択」と刺繍が。右手側、背中にもフランス語とギリシャ語で“選択”を意味する単語が刺繍されているので、ぜひ、実際にご覧ください。

さて次は《スーパーポリフィーロ》です。ポリフィーロはコンバットスーツを身につけると、能力が急激に高まることが分かりました。

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この甲冑は、16世紀のエティエンヌ ドゥ ローヌによるデザインのヘンリー二世のパレードアーマー(儀礼用の甲冑)と、ニコラさんが子供の頃にTV放映されて好きだった東映特撮シリーズの『宇宙刑事ギャバン』の二つの異なる文化背景の産物を組み合せることで誕生しました。

子供サイズのこの甲冑は、ポリフィーロが着用することを想定していますが、「こんなコンバットスーツがほしい!」と夢見たニコラさんの子供の頃の願望を形にしたものだそうです。

そのコンバットスーツを身につけていざ!
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その矢先にメドゥーサが描かれた扉が立ちはだかりました。次の部屋に入る前に、訪問者に危険を警告しています。

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さぁ、扉の先はどうなっているのでしょうか…

先が気になりますが、今回はここでおしまいです。次回(後編)をお楽しみに!

【展覧会ページ】
ニコラ ビュフ ポリフィーロの夢

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