スノーマンの世界展

レポート:時代をさかのぼる旅にでよう!後編

こんにちは、博物館実習生の内藤です。
8月9日・10日に行われました、Kids MAT 特別編 展覧会と建築をめぐるツアー「時代をさかのぼる旅にでよう!」のレポート(後編)をさせていただきます。

前編では、旧福岡県公会堂貴賓館までの様子をレポートいたしました。後編では福岡市赤煉瓦文化館と福岡アジア美術館で行われている『おいでよ!絵本ミュージアム2014』展(8/17まで!!)を見学した際の様子をレポートさせていただきます。

貴賓館の中にあるカフェレストラン「ジャックモノー」で休憩を挟んだ後、福岡市赤煉瓦文化館へ向かいました。

tour009赤煉瓦文化館は、1909年に日本生命保険株式会社九州支店として建設された建物です。東京駅などを設計した佐賀県唐津市出身の建築家、辰野金吾が設計したもので、現在は重要文化財に指定されているそうです。建物の外観は赤の煉瓦と花崗岩で造られた灰色のボーダーが特徴的ですが、これは“辰野式建築”という、辰野金吾独特の設計方法とのこと。

tour010煉瓦の積み方について参加者全員で学習しました。赤煉瓦文化館のようにあみだくじ状に積まれた煉瓦の積み方を“馬目地(うまめじ)”と呼ぶそうです。

tour011赤煉瓦文化館の中ではイギリスから輸入された大きな鉄筋(イングランドという文字が逆さに刻まれています)や、アールヌーボー様式が特徴の階段の手すりなどに着目しながら見学をしていきました。

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また、赤煉瓦文化館で使用されている窓ガラスは全体的に靄がかっているのですが、これは建設当時の精製技術では現在のような均一な厚みのガラスを造れなかったため生まれた風合いだそうです。時代の流れを感じますね!

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赤煉瓦文化館での勉強が終わった後は、いよいよ最終地点の福岡アジア美術館へ向かいました。

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入口で王冠を貰った後、絵本の世界をめぐる旅に出発しました!
毎年夏休みの時期にアジア美術館で開催されている『おいでよ!絵本ミュージアム』展、今年のテーマは“ふしぎなたび”です。
会場内はいくつかのコーナーに分かれており、絵本作家の三浦太郎、降矢なな、にしまきかやこ、なかやみわ、田島征彦、たむらしげるなどの作品をモチーフに実際に絵本の中のような世界を体験出来るコーナーをはじめ、原画展や誰もが知っているロングセラーの絵本コーナーなど、大人も子どもも楽しめる空間になっています。

tour016こちらは三浦太郎の作品の中に出てくる食卓のシーンを再現したコーナーです。机の上にお皿を乗せると中に食べ物のイラストが表示されます。みんな夢中です!

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tour018 道中にはこのような子ども達の興味を引くようなコーナーもあり、ワクワクする世界が広がっていました!

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楽しい冒険の旅が終わった後は、最初に配られた地図についていたクイズの答えあわせがありました。皆さん真剣に聞かれていたので、正解者多数でした〜!!最後に今回のツアーの記念品として各所で撮影した集合写真のアルバムと缶バッジがプレゼントされました。

今回のツアーで建築について解説を担当して下さった福岡建築ファウンデーション主催のツアーは、また秋頃実施予定だそうです!
絵本の世界や、昔の建物をめぐることで違った世界を体験していただく今回のツアーは、大人も子どもも楽しめる楽しいツアーになりました。

参加していただいた皆さんありがとうございました!

【展覧会ページ】
30th Anniversary The Snowman Animation
スノーマンの世界展
〜THE SNOWMAN FANTASY WORLD〜

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