東欧アニメーションの世界

会場内ご紹介

九州産業大学、博物館実習生の北古賀です。
「東欧アニメーションの世界」展について気なる作品のご紹介をしていきます。

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今回、とっても内容の濃い展示となっています。できるなら、二度三度と足を運んでいただきたいのですが、あと一週間となっております。お見逃しないようお急ぎください!
(会期中は、一度ご入場いただくと、本人さまのみ何度でも再入場をすることが可能です。再入場の際は、本人さまのお名前が確認できる物をお持ちください)

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入ってすぐに、東欧のアニメーションの歴史と背景を示した年表と地図があります。作品は、国ごとに分けて展示しています。登場するキャラクターや、色彩感覚など、それぞれの特色を感じながらじっくりと見てもらいたいです。

 

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会場では、4カ所で映像を上映しています。

 

 

 

◎気になる作品を2つご紹介します。

デュシャン・ヴコティチ監督『エアザッツ(代用品)』(1961年)セル画 【原画展示/会場内上映予定作品】

デュシャン・ヴコティチ監督『エアザッツ(代用品)』(1961年)セル画
【原画展示/会場内上映予定作品】

まずは、デュシャン・ヴコティチ監督の『エアザッツ(代用品)』(1961年)という作品をご紹介します。アメリカ以外の外国作品として初めて、アカデミー賞短編アニメーション部門を受賞した作品なんですよ!パイプを咥え、リズムよく鼻歌を歌う男性が登場します。女性の気をひこうとする男性の福岡発のアニメーションに触れる機会をお届けする「フクオカ×アニメーションぶりがコミカルに描かれています。欲しい物を思いのままに作り出し、納得がいかないとすぐに苛立つ。はっきりとした言葉はないのに、動きや表情からストーリーが分かる面白い作品です。

 

ボジヴォイ・ゼマン/カレル・ゼマン監督『クリスマスの夢』(1945年) provided by National Film Archive 【会場内上映予定作品】

ボジヴォイ・ゼマン/カレル・ゼマン監督『クリスマスの夢』(1945年)
provided by National Film Archive
【会場内上映予定作品】

次にご紹介するのは、ボジヴォイ・ゼマン/カレル・ゼマン監督の『クリスマスの夢』という作品です。幼い頃に、“ぬいぐるみが動いてくれないかな。喋らないかな。”と思ったことはありませんか?そんな幼い頃の記憶を、呼び起こしてくれる作品だと感じました。少女のお気に入りの古い人形がとても愛らしい動きをします。仕草であったり、表情であったり。表現がとても豊かです。人形に対しての思いや願いは、どこの国にも共通していることなのですね。

 

 

 

 

映像の他にも原画やセル画などを貴重な作品をたくさん展示しています。私は大学で写真を学んでいますので、今回、自分で撮影した写真で会場内をご紹介します。少しでも会場の様子が伝わればと思います。

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会期終了間近の今週末はイベントも盛り沢山です。是非、展覧会と合わせてお楽しみください!詳しい情報は展覧会ページへ→http://artium.jp/exhibition/2015/15-03-eeanimation/

【展覧会ページ】
東欧アニメーションの世界
ーポーランド・チェコ・クロアチアー

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