みえないものとの対話

渡邉朋也作品《荒んだ食卓を極力なおそう》設置場所のご紹介

参加作家のひとり、渡邉朋也さんはwebサービスや3Dプリンタを用いてユニークな視点で制作する作家です。
今回、渡邉さんの作品《荒んだ食卓を極力なおそう》は、アルティアム会場内ではなく、イムズ館内9カ所に設置されています。本展では一般の来館者も含めた幅広い層に、より日常に近い視点で作品を鑑賞してもらうことを試みるべく、通常とは異なる展示方法に挑戦いただきました。

渡邉さんは今回の作品に関して、以下のコメントを寄せています。
「ふと気がつくと、自宅のダイニングテーブルの上に、コンビニエンスストアの弁当の空き容器が置いてあるときがある。その場合、その容器の上には割り箸が置いてあることが多いのだが、稀に割り箸の左右どちらか片方しかのこっていないということもある。
ここでは、そうした片方しか存在しなくなってしまった箸を3Dプリンタで補填し、荒んだ食卓に一定の秩序の回復をもたらすことを試みた。なお、今後今回と同様の割れ方をした箸が発生し、片方を失ってしまった場合に備えて、補填に使用した3Dデータは3Dデータ共有サイト(Thingiverse)で無償公開している。」

以下のリンク先にて割り箸の3Dデータを無償公開中です♪これで誰でもが作品と同じものを共有することができます。
こうした共有できる仕組みも最近では活発になってきましたが、まさか割り箸データを共有できるとは…サービス提供側も想定外の使い方ではないでしょうか。3Dプリンタをお持ちの方や使う環境がある方は試しに作ってみては?
→割り箸3Dデータ 
※割れた割り箸の形は一つずつ違うので、全て違う3Dデータになっています

【作品9点の設置場所】
《荒んだ食卓を極力なおそう》3〜8階エスカレーターサイド ※各階1点ずつ設置中です。
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《荒んだ食卓を極力なおそう》イムズ玄関脇・公衆電話横
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《荒んだ食卓を極力なおそう》地下1階 通路・証明写真機横CIMG4430

《荒んだ食卓を極力なおそう》地下3階 駐車場・精算機横
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館内に設置することでたくさんの方の目に触れ、時々不思議なものを見るように通り過ぎて行かれる方もいらっしゃいます。
作家のコメントを読むと、制作意図が伝わり、3Dプリンタという最新技術で一見謎に満ちたこれらの作品をつくることの面白さに気づかされます。
ぜひイムズにお出掛けの際は、ご覧になってみてくださいね。

【展覧会ページ】
みえないものとの対話:
Dialogue with Something Invisible

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