Local Prospects

オープニングレセプション レポート

先日11月14日(土)に開催したオープニングレセプションのレポートをお届けします!
会場には参加作家の山内光枝さんが来場されました。スケジュールの関係で残念ながら来場が叶わなかった山城知佳子さん、許家維さんのお二人は、映像を結んでご挨拶するというアルティアムにとって初めての試みも!
当日はたくさんのご参加ありがとうございました。

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(以下はオープニングレセプションでのトークを一部抜粋・編集したものです。)

(ディレクター・笠井)本日はご来場いただきまして、誠にありがとうございます。
今回の展覧会「Local Prospects ―海をめぐるあいだ」は、九州・沖縄、それからその周辺地域のアーティストを取り上げる、新たに立ち上がったシリーズ第一回目となります。初回のテーマは「海をめぐるあいだ」で、3名の作家の作品を紹介しております。
それではまず、作家の山内光枝さんから一言ご挨拶いただきたいと思います。

(山内さん)今日はお集まりいただきまして、ありがとうございます。
私は、太古の昔から人間がこの肉体と精神一本で営んできた素潜り漁という営み、その今現在の息吹や風景を追い求めて、主に黒潮の海域とそこから派生する対馬暖流周辺の海をフィールドに、探索してきました。今回参加されている作家さんが拠点とする台湾と沖縄はまさにその海域で、このような機会で展示できたことをとてもうれしく思っております。
この作品は≪Human Seascape≫とタイトルを付けましたが、人間と海という太古から変わらない風景や姿、また瞬間瞬間に無常に移り変わっていくもの両方を見つめながら、その世界観を今回、このような形で、発表させていただくことになりました。また、11/28にアーティストトークを行いますので、そのときにももう少しこれまでの経緯などについて、お話ししたいと思います。良かったらまたお越しください。ありがとうございます。

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フランス北部にレジデンス滞在中の許家維さんとスカイプで会場と繋ぎ、短い時間ではありましたが、許家維さんから会場に向けて、以下のようなメッセージをいただきました。

(許さん)日本で作品を展示するのは初めてで、大変喜んでおります。この展覧会は自分にとって非常に意味のあるテーマを取り扱っていて、鉄甲元帥という神様と自分がプロジェクトによって出逢ったということ、関係を持ったということで意義のあることだと思っています。
(※注釈 鉄甲元帥……中国大陸と台湾の間に位置し、複雑な歴史を持った島に伝わる祠にまつられている。本展出品作品で作家が対話を試みている対象でもある)

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最後に、東京から山城知佳子さんにもご挨拶いただきました。

(山城さん)《アーサ女》という福岡アジア美術館でも2008年に展示したことのある作品です。海にまつわる作品ということで、私の中では今回発表する作品はこれしかないと思ったんですが、さらに言うと当時撮った海がいま大変なことになっているので、ぜひ今の沖縄の海をみてほしいと思いまして、追加撮影をしました。それが展示会場の真ん中の方に4面ある映像で、それらを追加して、今しかみられない新たな《アーサ女》というのを今回発表させていただきました。12/4にまたお会いできたらうれしいです。

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その他、 企画協力Fukuoka Art Tipsの宮本初音さんにもご挨拶をいただきました。昨年福岡アジア美術トリエンナーレの時期に合わせて、福岡だけじゃなく九州・沖縄の若手アーティストを特集した本『KOA 九州・沖縄アーティストファイル』を出版され、今回の企画にも協力して頂いています。アルティアム併設ショップでも販売中です!

11/28(土)に山内さん、12/4(金)に山城さん、それぞれのアーティストトークもございます。ぜひいらしてくださいね♪

【展覧会ページ】
Local Prospects
―海をめぐるあいだ

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