タグチ・アートコレクション

オープニングレセプション レポート

初日に開催しましたオープニングレセプションの様子をお届けします! コレクターの田口弘さんのお話を聞きたい!という熱心な方、貴重な現代アート作品をいち早く見たいという方などで、会場は賑わいました。ご来場いただき、ありがとうございました。
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(以下はオープニングレセプションでのトークを一部抜粋・編集したものです。)
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(ディレクター・鈴田)
レセプションにお越しいただきまして、誠にありがとうございます。本展は「しあわせの相関図」というタイトルで、タグチ・コレクション280点を超す作品から、7作家8点をセレクトさせていただいて構成した展覧会です。そこで初日となる本日は、オープニングレセプションにコレクターの田口弘様にお越しいただいておりますので、ご挨拶いただきたいと思います。

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(田口弘さん)本日は大変お忙しいところ、ご来場いただきまして本当にありがとうございます。
私は今から30年ほど前に、東京・新橋のとあるブティックの店頭にキース・ヘリングの絵画がずらっと並んでいるのを見て大変びっくりした経験がございます。そこで見たキース・ヘリングの絵は、「こんな絵を見たことがなかった」という初めて見る絵でございまして、新鮮でシンプルで非常に力強い絵だったというふうに記憶しております。そこでいたく感動して、以来、現代アートのコレクションを始めたという経緯です。
当時は、アメリカからポップアートがどんどん日本に入ってくる時期でした。皆さんもご承知だと思いますが、アンディ・ウォーホルはキャンベルスープの缶詰やコカ・コーラの瓶、あるいはドル紙幣などのどこにでもあるようなものを素晴らしい現代アートに変えて、我々に見せてくれたわけです。ロイ・リキテンスタインはアメリカの漫画を芸術的な作品に変えて我々を驚かせてくれました。はじめに申しましたキース・ヘリングは、落書きを大変元気の出る絵画に変えて我々を元気づけてくれたということもありますね。このように現代アートの世界というのは、我々が想像もしないような新しいアイディア、あるいは新しい発想、そういうものが次から次に出てくる素晴らしい世界だというふうに考えております。
私はかれこれ50年ほどビジネスをやってまいりましたが、ビジネスというものも、やはり常に新しいものを作り続けていくものだということが(私も)この歳になりまして、やっと分かってきたような気がしています。現代アートの世界というのは、そういう点からいくとビジネスよりもずっと進んだ世界なのです。ある意味では、ビジネスの行き先を暗示してくれているのではなかろうかと考えているわけでございます。そういった素晴らしい現代アートをできるだけ多くの人に、特に若い人に見ていただきたい。学生さんや子どもさんにもぜひとも見ていただきたいと、そういう想いでコレクションを手がけてまいりました。
今回、この三菱地所アルティアムで「しあわせの相関図」という展覧会を企画していただきました。私どもの作品が九州の皆様方にもご覧いただける機会を得ましたことを、本当にありがたく喜んでいる次第でございます。作品をご覧いただきましたら、ぜひとも皆様方のご意見、あるいはご要望を寄せていただきたいと思っております。見ていただく方のご意見に基づいて作品を集めていきたいと考えておりますので、ぜひともご協力をいただきたいのです。 今後ともタグチ・アートコレクションをよろしくお願いいたします。簡単ではございますが、ご挨拶とさせていただきます。

ご挨拶の後も来場された方の質問などに、気さくにお答えしていた田口さん。来場者の皆さんも作品やコレクションへの興味が高く、田口さんへ次々に感想をお伝えしていたようです。
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また、田口さんのご挨拶を受けて、会場には感想帳を用意しております。 感想や、この作家の作品が見たい!という熱いリクエストをぜひ書いてみてくださいね◎
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最後に、本展に参加している作家の展覧会をご紹介いたします。どちらも東京ですがこちらもお見逃しなく!
◆小泉明郎 「MOTマニュアル2016 キセイノセイキ
(会場:東京都現代美術館 ~5/29まで)
◆ライアン・マッギンレー 「ライアン・マッギンレー BODY LOUD!
(会場:東京オペラシティギャラリー ~7/10まで)

【展覧会ページ】
タグチ・アートコレクション 
しあわせの相関図

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