okinawan portraits 2012-2016

会場レポート+感想帳より

好評開催中の石川竜一展。今回は展示風景と来場者の声をお届けします。 本展は、これまでの代表作《絶景のポリフォニー》《okinawan portraits 2010-2012》から30点、初公開の新作《okinawan portraits 2012-2016》から60点、会場全体だと合計90点もの作品を展示しています。注目の新作を展示した会場内は、作品に取り囲まれるように、壁一面に沖縄の人々や風景が映し出された作品たちが並んでいます。

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新作《okinawan portraits 2012-2016》展示風景

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「六本木クロッシング」(森美術館)でも展示された《okinawan portraits 2010-2012》より 顔を拡大した写真作品

続いて、感想帳から一部抜粋してご紹介します。来場者の方が、石川さんの写真から様々なことを受けとり、感じたことが伝わってきます。

・写真一枚一枚の力強さに圧倒された。

・ついこの間沖縄に行ってきたばかりだけど、ここの写真を見て、観光は観光でしかないなと思いました。また行くのが楽しみです。

・人物というより、これはokinawaの風景写真だと思った。初めてここまで音が聞こえてくるような写真を見ました。自分が何をすべきか、私も知りたい。

・人間の顔の情報量がすごい。石川さんが惹きつけられて、被写体となった人たちの人生全てを一瞬で見せてくれているような感覚になりました。黒のフレームどきっとします。とても刺激的な展示でした。

・孫娘が今春より沖縄の大学へ行ってます。今まで知らなかった沖縄の姿を見て、これまでの印象とは違って、いろいろと考えさせられました。ただ、観光で行くのとそこで生活するのでは大違いで、大変な思いで暮らしている方がおられるのだと感じました。

・パワーをもらった。

・知っている人がいたり、知っている場所があったり、でもきっとみんな知らないのかなと。

・ドキドキします。沖縄ってこんなだったかなと。

・あまりに生々しい描写の写真たちで沖縄だからなのか、被写体なのか、もがく人々のリアルを感じました。これほど力強いポートレートは初めてです。見終わった後、とても胸が苦しくなりました。背けちゃいけない現実がありすぎる沖縄。素晴らしい写真展でした。ありがとうございます。

最後に、書籍と展覧会のご紹介です。

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『KOA九州・沖縄アーティストファイル』

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2014年にFukuoka Art Tipsから刊行された九州・沖縄の作家を紹介する『KOA九州・沖縄アーティストファイル』に石川さんも沖縄の作家として掲載されています。こちらもショップで販売中なので、ぜひお手に取ってみてくださいね。
また、石川さんは、現在東京で田附勝さんとの二人展「東北・沖縄」を開催中の他、10 月横浜美術館でのグループ展「BODY/PLAY/POLITICS」、11月からはエプソンイメージングギャラリーエプサイトで「okinawan portraits 2012-2016」展が決定しています。

新刊『okinawan portraits 2012-2016』発売開始も間近に控える石川さんのこれだけの作品を、福岡で見ることのできる貴重な機会に、ぜひご来場ください。

【展覧会ページ】
石川竜一
okinawan portraits 2012-2016

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