Local Prospects 3

オープニングレセプション レポート

11/11(土)に開催したオープニングレセプションの様子をレポートいたします。3名の作家が揃う機会ということで、たくさんの方にお集まりいただき、ありがとうございました。
(以下はオープニングレセプションでのトークを一部抜粋・編集したものです。)

(アルティアム・鈴田)本日はオープニングレセプションにお越しいただきまして、誠にありがとうございます。「Local Prospects」シリーズは、2015年にスタートいたしまして、三回目となる今回は「原初の感覚」というテーマとなっております。本日は三人の作家にお越しいただいております。

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まず、入ってすぐの正面に《シーユーレイター》という2×4mもの大きな新作絵画を展示していただいている山下耕平さんです。私も初めて会場で全貌を見て、圧巻の素晴らしい作品と思いました。山下さんから本展について一言と、新作についてご紹介いただけますか。

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(山下耕平さん)こんばんは。自分は普段、今回、会場に展示されているような人物の絵を描いています。この新作は「気持ちを伝える」ということの難しさやコミュニケーションについて考えて描きました。

(鈴田)ポップな色使いで、ここ数年の山下さんの作品からまた突き抜けたような新境地の作品だと思います。今回の展覧会のために大きな新作を描きたいということで、山下さんからお話をしていただきました。今回、ここ数年の作家の集大成となるような作品を発表していただいたことは本当に嬉しいです。これからの制作も非常に楽しみだなと思っております。山下さんのアーティストトークがまた明日ありますので、画像などをお見せしながら、お話をしていただければと思っております。(トークの様子は後日紹介予定です)
次は写真家の木下由貴さんです。

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(木下由貴さん)こんばんは。集まっていただいて本当にありがとうございます。写真は十代の頃から撮っていて、二十歳頃に海に潜ることをはじめました。ダイビングには深く潜るダイビングや夜に潜るダイビングというものがあって、それを初めて経験した時に見えた景色に衝撃を受けました。そうした感覚が今作品の制作に繋がっています。皆さんにご覧頂けたらと思います。

(鈴田)木下さんはこれまでの代表作と二つの新作の写真シリーズを展示いただいています。外見は可愛らしいですが、ダイビングで海底を撮影されていたり、日本の奥地などにひとりで出向いて撮影をされたり、芯のある作家だなと思っています。
最後に、公募枠で選出された三輪恭子さんです。

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(三輪恭子さん)三番目の部屋でドローイングを展示しています。まず、展覧会の設営や文章を書いたりする時に、本当にいろんな方に助けていただきました。関わっていただいたすべての方にお礼を申し上げたいと思います。今回の作品は自分の地元の宮崎に関する風景や人を描いたものです。そのまま描いたのではなく、いろいろと取材するうちに思い描いたイメージを描いていったものです。受付で作品の一部でもある資料を配布していますので、そちらと合わせて展示を見ていただけたら、もう少し視界がはっきりするかなと思います。

(鈴田)ありがとうございました。平川渚さんは本日都合により欠席となりましたが、最終日にアーティストトークを予定しています。平川さんの今回の作品は、一般の方から編みものを寄贈いただき、素材を集めるところからスタートしました。7月には、編みものの作品に関するワークショップをおこない、編みものを解きほぐす作業をおこないました。そして最終的に、平川さんが会場にあるインスタレーション作品にしています。また、平川さんは、今回の展覧会の準備中に、ご出産を経験をされています。編みもの一つ一つに多くの方の思いや記憶が込められていることを、より強く感じられたとのことでした。
今回4人の作家に参加いただきました。三菱地所の文化発信の一環として、皆さんのこれからの活動の架け橋になるような機会になればと思っております。

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当日は審査員の皆さまや、Fukuoka Art Tips、関係者をはじめ、たくさんの方にご来場いただき、にぎやかな初日を迎えることができました。
会場には、木下さんの写真21点、平川さんのインスタレーション1点、山下さんの絵画9点、三輪さんのインスタレーション1点を展示しています。会期は12/3(日)まで!若手作家4名による非常に見応えのある展覧会となっております。ご来場お待ちしております。

【展覧会ページ】
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原初の感覚

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