トンコハウス展

オープニングイベント レポート

展覧会初日の7/21(土)に、オープニングイベントとして、アメリカのトンコハウスから『ピッグ 丘の上のダム・キーパー』で監督を務めたエリック・オーさんをお迎えし、イムズプラザでトークをおこないました。その模様をレポートします!
(以下はオープニングイベントのトークを一部抜粋・編集したものです。)

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ー『ピッグ 丘の上のダム・キーパー』をつくったきっかけ

(エリック監督)トンコハウスで最初に、18分の短編映画『ダム・キーパー』を4年前に制作していて、その映画の出来が大変よかったので、また別の展開としてシリーズ作品『ピッグ 丘の上のダム・キーパー』を発表することになりました。

主人公のブタくんがお父さんを恋しく思う気持ちや感情面で、彼の現在と過去を重ねる作品になっています。この映画に限らず、誰しも人はそういう気持ちを心に持っていると思うので、誰もが見て共感を得られるような作品だと思います。

主人公の記憶の中がテーマになっていますので、なるべく声もいれず、背景もシンプルに、想像力を掻き立てられるようにつくりました。制作期間は最初のストーリーを考えるところから、つくり上げるまで1年ほどです。

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『ピッグ 丘の上のダム・キーパー』
© 2017 Tonko House Inc. ALL RIGHTS RESERVED

ー『ピッグ 丘の上のダム・キーパー』で好きなキャラクターとシーン

(エリック監督)ファニーな(面白い)さかなのキャラクターです。深く考えずに生み出されたキャラクターです。
好きなシーンはたくさんありますが、ラストの第10話の父親が帰ってくるシーンが一番好きです。ただ、そのシーンは実際に起きたことなのか分からないようにつくっていて、鑑賞者それぞれの見方で見てもらえたらと思います。第9話のシーンは最後のシーンの伏線になっています。

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トーク中、イムズ吹き抜けの大きなビジョンで『ピッグ 丘の上のダム・キーパー』ダイジェスト版が上映されました

ーピクサーとトンコハウスの違い

(エリック監督)ピクサーはとても大きな会社、トンコハウスはとても小さな会社で、規模が違います(笑)。
トンコハウスの特徴として、作品のストーリーがアメリカのハリウッドのような、いわゆる派手なものでもなければ、かと言って日本的なアニメーションというわけでもなく、間に位置しているような感じです。

※エリック監督は、2010年にピクサーに入社。アカデミー賞受賞作品である『インサイド・ヘッド』、『ファインディング・ドリー』等にアニメーターとして携わったのち、2016年からトンコハウスへ。

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ートンコハウス展の見どころ

(エリック監督)トンコハウスが制作したアニメーションや、その制作過程、これからつくろうとしているアニメーションのプロジェクトについてなど、アニメーションが好きな人はもちろん、大人から子どもまで楽しめるような展覧会になっています!

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アルティアムの会場には、エリック監督直筆のサインと『ダム・キーパー』の可愛いキャラクターのイラストもあります♪会場で探してみてくださいね。

会期は9/2(日)まで。関連イベントもたくさんありますよ♪

【展覧会ページ】
トンコハウス展
「ダム・キーパー」の旅

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