Local Prospects 4

オープニングレセプション レポート

初日10/27(土)に木浦奈津子さん、寺江圭一朗さん、吉濱翔さん、そして公募審査員のお三方を迎え、開催したオープニングレセプションのレポートをお届けします。
(以下はオープニングレセプションでのトークを一部抜粋・編集したものです。)

(アルティアム・山田)「Local Prospects 4 この隔たりを」のレセプションにお越しくださり、誠にありがとうございます。本日は、公募で選出された3名の作家と、公募審査員の皆様にお越しいただいております。この企画は2015年から九州・沖縄ゆかりの作家を取り上げて発信するという趣旨のもと、はじまったシリーズ企画です。まずは、作家の皆様からそれぞれご挨拶いただきたいと思います。

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(寺江圭一朗さん)寺江と申します。今回は、2017年から1年間くらいかけて撮影していた映像と写真などを展示しました。いろいろ意見をいただけたらうれしいなと思っています。

 

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(木浦奈津子さん)油絵を描いている木浦奈津子です。ここにある景色は全部自分が実際に見た、本当にある景色で、瞬間的に切りとって絵画にしています。

 

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(吉濱翔さん)皆さんお越しいただき、ありがとうございます。こちらの通路のような展示室で展示させていただいています吉濱です。福岡で展示をするのは2回目で、前回はStudio kuraでやっていて、皆さんの目に留まっているかどうか分からないんですけれども。初めましてみたいな意味で、最近考えていることとか、過去の作品を少しずつ持ってきて構成しました。よかったらご覧になっていただければと思います。

(山田)公募審査は、私も含め、後小路雅弘先生、宮本初音さん、阿佐美淑子さんで行いました。「この隔たりを」というテーマを独自に解釈した展示プランを作家の皆様に提出していただいたのですが、審査のことも含め、実際にたちあがった展覧会を見て、審査員の皆様からコメントを頂戴したいと思います。

 

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(後小路雅弘さん)私は初めてこの展覧会の審査をしたので、比較はできませんが、応募の数が予想していたより多く46件ありました。半分くらいは箸にも棒にもかからないのではないかと思っていたんですが、実際に見てみるとすごくレベルが高くて、真剣に向き合って審査しましたし、選ぶのも非常に苦労しました。それぞれ自分が住んでいる、生きている場所のことを考え、意識している、そういう作品を意識して選んだつもりです。

 

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(宮本初音さん)私は審査員の中で唯一彼らの過去の作品を知っているのではないかと思います。つまり、前の作品を見たことがあるうえで、今回のプランを見るというのは、条件が違ったのではないかと思います。甘くなる部分とハードルを上げた部分もあったかなと思います。
今朝ここに見に来て、思っていたよりおもしろい!と思いました。今度は人が少ない時にじっくり見させてもらおうかなと思っていて、そういう楽しみをもらったことにすごく感謝しております。ありがとうございます。

 

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(阿佐美淑子さん)東京の三菱一号館美術館で学芸員をしております。アルティアムと一号館美術館の母体が三菱地所であること、そして以前北九州市立美術館で学芸員をしていて福岡のことを知っているということもあって、こちらに呼んでいただいております。
応募書類のレベルが年々あがっており、後小路先生がおっしゃっていましたが、審査の最後には、本当に何点も、どれを選びましょう、という感じになりましたが、最終的にこのお三方に決まりました。私としては、シリーズを通じて展覧会と公募が育ったということで、関わっていて大変うれしいです。作品を楽しんでいただければと思います。

(山田)出展作家の皆さま、関係者の皆さま、そして公募に応募してくださった作家の皆さま、多くの方のおかげで無事に初日を迎えることができました。心から感謝申し上げます。本日は誠にありがとうございました。

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会場は寺江圭一朗さんによる、映像、絵画、写真、テキストで構成された作品《あなたの反応が私をつくる。私の行動があなたをつくる。》からはじまります。続く展示室に、木浦奈津子さんの絵画作品やドローイングが並び、最後に、吉濱翔さんの映像作品などを展示しています。
会期中は毎週末イベントをおこないます。これからアーティストトーク(11/4 寺江11/10 吉濱)や吉濱さんのイベント「be here」も開催予定です。会期は11/18(日)まで!11/6(火)休館。ご来場お待ちしております。

【展覧会ページ】
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この隔たりを

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