絶望を覆すことができない恋を正義とせよ、きみが、死んでも残る花。

作品紹介

会期は残りわずかです。会場の順路に沿って、7名の作家による展示作品を紹介いたします。会期中にご来場が叶わないという方もなかにはいらっしゃるかもしれません。また、ご来場になった方にとっても鑑賞の一助となれば幸いです。

鹿児島睦《鳥》
本展のための新作。鳥たちが飛び立ったり戻って来たりする木のように、心の拠り所となるような場所であり続けることを願って制作されました。
0U8A0166(鹿児島さん) 0U8A0169(鹿児島さん)

山内光枝《潮汐 2012-2021》
東日本大震災後に制作した作品をもとに、パンデミック禍に撮影した映像を加え再編集されています。アジア各地で素潜り漁に携わる人々が海に向かい「呼吸」する姿が、人類としての原点に立ち返らせるようです。

0U8A0174(山内さん) 0U8A0176(山内さん)

 

潘逸舟《where are you now》
エマージェンシーシートで包まれた高さ3mにおよぶ消波ブロック。波や漂流するブロックを俯瞰する映像が映し出され、移動が制限される時代に個と群れの関係を考えさせます。
0U8A0177(潘さん) 0U8A0183(潘さん)

淺井裕介《Following the last breath》
会場の床や壁のビス穴跡、イムズ外壁に用いられた有田焼を活用し、最後の展覧会ならではの作品となっています。また、イムズ館内外にも3点作品を制作しています。
0U8A0188 DSC07114

塩田千春《大陸を越えて》
人々から集められた靴とそれらにまつわる手書きのエピソードに宿る記憶が、赤い糸によって1点に収束されています。
0U8A0243(塩田さん) 0U8A0242(塩田さん)

津田直《やがて、鹿は人となる/やがて、人は鹿となる》
Reborn-Art Festival 2019への参加をきっかけに生まれた本作は、本展にて作品集という形に結びつきました。閉館を迎える場所で、「いのち」に考えを巡らせる展示となっています。
0U8A0246(津田さん) 0U8A0252(津田さん)

最果タヒ《絶滅》
本展に寄せて書き下ろした詩。本展タイトルでもある詩は、それぞれの解釈を掻き立てる一方で、閉館を迎えるアルティアムに思いを重ねて読む来場者も多くいらっしゃいます。
IMG_8552 0U8A0256(最果さん_差替え前)

[画像]撮影:古賀亜矢子、三菱地所アルティアム

*会場内は撮影可能です。山内光枝作品のみ、動画撮影禁止。
*淺井裕介による館内外作品の設置場所についてはこちらをご覧ください。
*ご来場前に「新型コロナウイルスに対する三菱地所アルティアムでの取り組みについて」をお読みくださいませ。

【展覧会ページ】
アルティアム最後の展覧会
絶望を覆すことができない恋を正義とせよ、きみが、死んでも残る花。

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